>>704
>ウラン235の比率が下がると危なくなるの!?

まあ結果として危なくなりますね(^^;
原子炉は最初の比率に合わせて設計されていますから。

原発の燃料は濃縮というよりはどちらかといえばウランを希釈したものなのです。
製造や運搬などの取り扱いの過程で臨界を引き起こさないようにするためです。
いくつか一定の条件が揃わないと臨界しないようになっています。
その条件が整うように原子炉内にセッティングされて初めて臨界します。
ところが何年か使用するうちに燃料内の条件が変わってきます。
原子炉のあらゆる装置は最初の燃料の条件に合わせて作られていますので、
それが変わって来るといろんな面で効率や安全性が落ちてゆきます。
燃料の変化に合わせて設備をいじるより、新しい燃料に取り替えたほうが早いのです。
さらに、被覆管も放射線によって損傷してきます。
また、プルトニウム240のように自発的に核分裂する物質が増えすぎると危険なのです。