原子力発電所の建屋と機器は基本的に免振でなく、剛構造で設計されている。
長い配管は軸方向をルーズサポートにするが、垂直方向は固定する。
地震時は、岩盤と共に全てが同じように振動する。

ついでに書くと、安全解析の事故条件は、PLR配管1系統の破断だけを想定する。
HPCIなどのECCS配管の破断はないものとする。
そうでないと、費用がいくらあっても足りないことになるから。