>>493
脱原発はいいけど、問題はそのスピードだろう。エネルギー政策を精神論で決めたら失敗する。

新設(リプレース)を全部やめて、既存炉の廃止を待つやりかたは誤り。危険性が増すばかりだ。
標高が低く本質的に津波に弱い老朽炉がずるずると延命されて生き残ることになる。
・原子力比率の段階的縮小ビジョンを決めて、代替電源(火力)の開発ペースにあわせて計画的に転換する
・決められた原子力比率を守る中で最大限の安全性を確保するため、ヨーロッパにならってストレステストを行い、
 合格しない発電所はは廃止か改修、または全面リプレースする。
・原子力比率が段階的縮小する中で、最新型も廃止検討の対象になる。正しい選択は燃料を抜かず冷温休止。
 いざという時にそなえて定検で臨界実験も行い、いつでも使えるように保全する。
・将来、化石燃料の高騰・供給不足に備えて原子力比率を高めるという選択肢を保険として残す。
・将来、化石燃料へ依存しなくてもエネルギーが不足しない確証ができた時点で、この保険をやめる。→脱原発の完了