浜岡原発の恐怖 1 

こんな状況になる浜岡原発には、水棺も石棺もきかないでしょう。即、廃止し、全ての燃料棒の移動をすべき。

※●中部電力 浜岡原子力発電所(中電 浜岡原発)…静岡県 御前崎市 中部電力 本社…愛知県 名古屋市

近年、複数の専門家による研究の結果、東海から南西諸島までの領域で、M9クラスの超 東海地震(超巨大地震)の発生の恐れがあることが わかってきました。
産業技術総合研究所 活断層研究センター研究員の藤原 治と北海道大学の平川 一臣教授の2007年の発表によれば、東海地方で過去、約4800年間に計4回、
未知の超巨大地震が起きていたことが、産業技術総合研究所などが中部電力浜岡原発近くで実施したボーリング調査で判明した。
調査は2005年から2007年にかけて浜岡原子力発電所の東2キロメートル地点、計8か所でボーリング調査を実施し堆積物を調査したところ、
大地震が原因とみられる地盤の隆起が約4800年前に約6.5メートルの隆起、3800から4000年前に約2.5メートルの隆起、
2400年前に約3.1メートルの隆起、さらに、2400年前以降、年代は特定できていないものの、この後に もう一度、数メートルの隆起を確認したという。
日本史上最大級の地震とされている1707年の宝永地震(東海・東南海・南海の3つの巨大地震が同時に発生。推定規模マグニチュード8.6から8.7)
の際でも、地盤は1メートル程度の隆起であったことから、産業技術総合研究所 活断層研究センターの藤原研究員は
「従来想定される東海地震とは別タイプの未知の大規模地震が1000年前後に1度、より大きな地殻変動を起こす地震があることが分かった」としている。
[ 出所 ] 毎日新聞 2007年10月18日 夕刊