>>258-259
純粋水素と爆鳴気とは違うよ。
ヒンデンブルグ号は純粋水素の塊。火がついてもまわりからゆっくり燃え上がる。
外側の酸素の供給がある場所しか燃えないから。
最後に外壁構造が墜落で破綻して大気にどっと放出されて初めて大きく燃え上がる。
家庭用ガスがコンロから爆発的な炎を出さないのと一緒。酸素が制御されていれば
制御された萌え方をする。
一方で、ガス漏れ爆発や原発水素爆発は、酸素がある環境中に漏れたガスが
燃えるもので、その空間が一気に燃焼する(=爆発)。
このへんはLPガスや都市ガスも、水素も一緒。
違うのは、水素の方が多少漏れを防ぐのが難しいこと、
爆発限界が広く、少ない漏れでも爆発事故を起こしやすいこと、
爆発とは別問題だが漏れて燃えても炎が無色で見えづらいこと、
高密度に安全に保存することが困難であること。

そういうわけで、水素は、水素単体のままでは多少はハードル高い。

あと、>>258
>夜店などで売っている風船や、水素ボンベの爆発事故発生しましたか?
だいぶ前から夜店の浮かぶ風船はヘリウムだと思うが。水素より高くつくけど安全にはかえられない。
水素で風船膨らませて火をつける実験したことあるからわかるが、確かに
爆発はしないけど、狭い空間で漏れてるのに気付かないとあぶないね。

>燃料電池で動く自動車の燃料は水素ですが、爆発事故は発生しましたか?
圧倒的に数が少ないもので比べてもなあ。
桁がいくつも違うLPガス車でも爆発事故は希。

若干詭弁の香りがするので突っ込んでおく。基本は正しいと思うが。