■既存設備を利用する循環冷却
 ├→●CUW 原子炉冷却材浄化系 で浄化しながら冷却
 │   概略図 http://www.tohoku-epco.co.jp/whats/news/2004/40723.pdf
 ├→●残留熱除去系 で圧力抑制室の水を冷却水にする
 │   概略図 http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu04_j/images/040924b.pdf
 │   問題点:汚水濃度上昇+
 └┬ ECCS(緊急炉心冷却装置)
   │ 概略図 http://www.fepc.or.jp/present/safety/shikumi/bougo/sw_index_03/index.html
   ├→●高圧炉心スプレー、低圧炉心スプレー、低圧注入系で圧力抑制室の水を冷却水とする。
   │  問題点:汚水濃度上昇+圧力抑制室を何かの方法で冷やさないと1日5〜10℃水温が上がる。
   └→●原子炉への冷却水注入を止め、格納容器スプレー系で外から冷却(汚染水が汚れない)
       問題点: この注水を冷やさないといけない。汚染濃度は上がらないので楽かもしれない。

どれが使用可能かは平行して調査しなければならない。
 複数の系統があって、その系統のなかのどれかが使えればよいので、修理等で使えるようになる可能性はあるだろう。
 全部使えない時の為に 外部冷却装置は、いちおう準備しておくべきかもしれない。

 放射能除去装置も必要。