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[チューリヒ 24日 ロイター]
スイスのシュナイダー・アマン経済相は24日、同国が完全に脱原発を
果たすには数十年かかるが、この間に新たな原発建設を行うべきでは
ないとの見解を示した。

同相は、企業寄りの自由民主党(FDP)に所属している。

同相は「グリーン」技術について、開発は民間部門主導で行われ、公共
部門が適切な枠組みを提供するという構図が必要と述べた。

ゾンタークツァイトゥング紙によると、同相は「脱原発は可能だが、完全な
実現にはおそらく30年あまりを要するだろう。新規の原発建設は不可能
だ。私も、中期的には原発を離れ、代替エネルギーに向かう路線が必要
と確信する」と述べた。

 
スイスでは、福島の原発事故を受け、エネルギー政策をめぐる論議が再燃
している。同国では3基の原発建設が承認手続き中だが、3月に安全基
準の問題で手続きが中断した。

同国には現在5基の原発があり、国内の電力の約40%を発電している
が、一部は近年中に廃炉の必要がある。新たな建設予定地については、
2012年半ばまでに決定されることになっている。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK889282320110425

この国はスイスという国じゃないんですか?