柏崎刈羽原発、防潮堤新設へ=15メートル程度の津波想定―東電
時事通信 4月21日(木)17時40分配信

 東日本大震災の大津波で起きた福島第1原発の事故を受け、東京電力は21日、新潟県の柏崎刈羽原発の海岸側に防潮堤を新設すると発表した。福島第1原発の大津波と同じ高さ14〜15メートルを想定し、2013年前半の完成を目指す。
 東電によると、防潮堤はコンクリート製。海抜5メートルの1〜4号機付近は高さ10メートル程度、海抜12メートルの5〜7号機付近は3メートル程度とし、いずれも海抜15メートルを超えるようにする。全長1300メートル超となる見込み。