>>530
保安員からの情報でわかるのは
「圧力容器系統の何れかで破損箇所がある」という推察だ

これは恐らく、タービン建屋内で大量の汚染水が溜っていて出所は炉心だろうと推察されること、
いくら注水しても圧力容器内圧力が上がらないことで何処かに破損箇所があるに違いないという推察だろう

では破損箇所って何処よ?って話になる
>>522
のフローチャートを見ても解るように、炉内に入る入りの配管には至るところに逆止弁が取り付けてあり、
圧力容器の根っこの所で配管割れを起こしていない限り考えにくい
可能性の高いのは出の配管で、主蒸気系の配管と残留熱除系(RHR)の循環ラインのどちらかとなる
水漏れなので主蒸気系ではないので、配管漏れとしての可能性としてはRHR系が可能性が高くなる

ではなぜRHR系で漏れた水がタービン建屋に流れ込んでいるかといえばだな・・・
ここでフローチャートの限界が来る
この類推は漏れている箇所が圧力容器(笑)ではなくて配管漏れと限定しての話であってそれも確実でもない

でも、圧力容器そのものが破損してようが配管が破損してようが、修復はまず不可能に近いし密閉も出来ない
現実問題、配管が破損していても圧力容器破損として扱っても印象が違うだけで何ら変わらない