原発 52
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0007名無電力14001
2011/03/20(日) 17:15:44.96ヨウ素は水に溶けやすいため陸上にはほとんどなく、海中の海草などに多く含まれている。
その豊富なヨウ素を使ってチロキシン等の成長ホルモンをつくり発達するメカニズムを、
人類のはるか祖先は海の中でつくりあげてきた。ところが、やがてより後の祖先が陸に上
がると、そこにはヨウ素がわずかしかない。そのため陸上の動物たちはヨウ素を素早く取
り込み、大切に使って 体外には容易に出さないというメカニズムをつくりあげてきた。
ヨウ素は主として食物と水から供給されるが、空気中を飛んでくるヨウ素は肺からも皮膚
から さえも吸収される。24時間以内に甲状腺に集められてチロキシン他の成長ホルモンの
合成に使われる。一般の栄養素は消費された後、尿に入って排泄されるのだが、ヨウ素の
場合はチロキシ ンとなって消費された後、尿細管によってろ過されたヨウ素の97%が再吸
収され血中に戻され る。すなわち、ヨウ素は実に大切にリサイクルして使われるのである
(「小児甲状腺疾患とその臨床」中外医学社 1974)。
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