>>863
> ヘリウムガスで直接炉心を冷却するHTTR形式は、
> 直径高さ2倍になれば燃料装荷は8倍になるのに冷却表面積は4倍にしかならず

それ勘違いだよ。燃料棒をそのまま大きくするイメージで考えてるのでは?
実際は燃料棒の本数を増やす(横に拡げる)大型化になるから、燃料あたりの表面積は変わらない。

> レンコン型の黒鉛炉を設置して液体金属はレンコンの穴を通って上方へ対流し

液体金属冷却は中性子を減速させたくない用途で仕方なく用いる材料。
熱中性子炉なら減速して良いので無理に液体金属を使う必要はない。

> 燃料をドレンに落とせるので「燃料が刺さったまま黒鉛火災」という最悪事態にならないのは魅力的

机上論ではドレンに落とせることになっているが、うまくいかず炉心に一部残る想定も必要ではないか?

> もともと気体冷却だから液体金属注入で消火もできない

気体冷却の設備を活かして炭酸ガス消火を行うべき。