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【TWR/CANDLE/4S】次世代原子炉スレ2【HTGR/PBMR】

レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
0001名無電力140012011/03/20(日) 16:28:09.63
TWR(進行波炉)、CANDLE炉、4S炉、HTGR(高温ガス炉)、PBMR(ペブルベッド炉)
高速増殖炉、小型モジュール炉、受動安全炉(AP1000等)、トリウム関連炉 etc・・・。
ニュースや資料やデータの情報交換などにご利用ください。
0862名無電力140012011/04/23(土) 21:01:30.27
答えるやつを待って陰謀論を展開その後トリウムオナニー再開ですねわかります。
0863ネトウヨ2011/04/23(土) 21:46:59.04
液体金属炉

1)水蒸気爆発の臨界温度は300度であり、液体金属/溶融塩を水で冷やす形式は
  水蒸気爆発の危険が付きまとうので、溶融金属をヘリウムガス冷却するのが
  水蒸気爆発回避に好適

2)熱効率を30%から50%に引き上げるには900度以上での操業・ガスタービン
  複合発電が必要だが、ヘリウムガスで直接炉心を冷却するHTTR形式は、
  直径高さ2倍になれば燃料装荷は8倍になるのに冷却表面積は4倍にしかならず、
  二乗三乗則で30万kw以上への拡大が難しい。
  一次冷却系を液体金属で行い、二次冷却系をヘリウムで行ってガスタービンを回し、
  三次冷却を水で行って大規模なガスタービン複合発電を実現するのが望ましいのではないか?
  (鋼鉄圧力容器の底にレンコン型の黒鉛炉を設置して液体金属はレンコンの穴を通って
   上方へ対流し、圧力容器内・黒鉛炉上に設置されたヘリウム熱交換器で冷却されて
   下方へ対流して再度黒鉛炉を冷却)

0864ネトウヨ2011/04/23(土) 21:48:55.34
3)溶融塩は、黒鉛火災の場合、燃料をドレンに落とせるので「燃料が刺さったまま黒鉛火災」
  という最悪事態にならないのは魅力的だが、フッ化ベリリウム・フッ化カリウムとも沸点が
  1100度近辺で高温炉熱媒体に適さない上、フッ素は水に1ppm以上混入するとフッ素症など
  の原因となって化学的に問題があるのではないか? また水素とフッ素は激しく反応し、
  水とフッ素ですらフッ化水素と酸素を発生させるので、黒鉛炉の消火剤として
  (燃料の溶けていない)溶融塩は液体金属より適正かどうか私は不安だ

4)ガス直接冷却の黒鉛炉(HTTR)は圧力容器からでている配管が破断して
  ヘリウムが流失して、空気が流入して、黒鉛が燃え出すと問題だ
  もともと気体冷却だから液体金属注入で消火もできない

上記を総合すると
1)水冷却溶融塩炉は
  フッ素の地下水/海水混入化学毒性問題・黒鉛炉火災でのフッ素水の反応での酸素発生
  溶融塩の水への混入による水蒸気爆発・溶融塩の沸点の関係で950度操業が困難などが
  不安なので推進論者は回答して欲しい

2)ガス直接冷却高温ガス炉は
  二乗三乗則で冷却が困難になって30万kw以上に規模拡大できないのでは
  立地難で基数削減・規模拡大せねばならない実情に合わない
  また、圧力容器の損壊ないし、圧力容器につながる配管の損壊で
  ヘリウムが失われ、酸素が流入して黒鉛火災を起こした場合の
  消火が困難なのにどう対処するのか答えて欲しい

私は、1次系液体金属冷却(圧力容器内)、2次系ヘリウム、のガスタービン
複合発電なら、黒鉛火災消火は液体金属を流し込んで、圧力容器の下に吸水コンクリート
を敷いて、その下に暗渠で水を流せば、圧力容器の底が抜けていても、液体金属が
吸水コンクリートで冷やされて凝固して穴をふさぐだろうから窒息消火/冷却は
可能だと思うのだけど
0865名無電力140012011/04/23(土) 22:00:35.81
消火用の液体金属を炉のそばにいつも置いとくのかな。 それと自分はトリウム厨
じゃないとあらかじめて断って言うと単体フッ素の毒性と攻撃性がたたかれるけど
溶融塩という化合物でのフッ素の安定性はかなりのものだよ。おなじハロゲンの
塩素だって単体だと金属を腐食し呼吸器にもダメージを与えるけど塩素とナトリウムの
化合物である塩は800度でも液体で安定だしそのまま沸点まで過熱しても塩素が分離する
ことはない。
そのへんごちゃ混ぜにいわれてないだろうか、フッ素とフッ化物と一緒にして。
0866名無電力140012011/04/23(土) 22:04:26.65
>>847
それ、凝固事故とかポンプ故障・停電で燃料循環が止まると、
炉外に出てた遅発中性子が炉内で出るということだよな。
反応度が増加する方向だから、本質的に危険な問題でないか?
0867名無電力140012011/04/23(土) 22:11:49.19
液体金属冷却って具体的に金属は何?

オワコンなものしか思い浮かびませんが……
0868ネトウヨ2011/04/23(土) 22:17:37.43
液体金属冷却

ナトリウムは化学的にあまりにも危険で消火に適さないし
鉛ビスマスは腐食臨界温度590度の関係で550℃前後までしか
高温にできないだろう

いっそのこと、融点は660度だが、中性子吸収が少なく、腐食性もなく
化学的性状が温和で、熱伝導の優れたアルミニウムを圧力容器内に満たして
粒燃料黒鉛炉心と、液体金属・ヘリウム熱交換器の熱伝導を行ってみては如何?

スチームで溶融じゃなく誘導加熱かバーナー加熱になっちゃうから
圧力容器の周りに防水バーナーを設置せねばならないが

高速中性子吸収は問題じゃなく、熱中性子吸収だけ減らせばいいだけなら
低融点を最優先してナトリウムや鉛ビスマスを使うより、融点は妥協して
アルミを使ったほうがいいんじゃないのか??

なんで腐食性の鉛ビスマスや、水に入れると水素を発生してやがて爆発する
ナトリウムを使いたがるのかイマイチ理解できない
0869名無電力140012011/04/23(土) 22:26:25.26
>>863
> ヘリウムガスで直接炉心を冷却するHTTR形式は、
> 直径高さ2倍になれば燃料装荷は8倍になるのに冷却表面積は4倍にしかならず

それ勘違いだよ。燃料棒をそのまま大きくするイメージで考えてるのでは?
実際は燃料棒の本数を増やす(横に拡げる)大型化になるから、燃料あたりの表面積は変わらない。

> レンコン型の黒鉛炉を設置して液体金属はレンコンの穴を通って上方へ対流し

液体金属冷却は中性子を減速させたくない用途で仕方なく用いる材料。
熱中性子炉なら減速して良いので無理に液体金属を使う必要はない。

> 燃料をドレンに落とせるので「燃料が刺さったまま黒鉛火災」という最悪事態にならないのは魅力的

机上論ではドレンに落とせることになっているが、うまくいかず炉心に一部残る想定も必要ではないか?

> もともと気体冷却だから液体金属注入で消火もできない

気体冷却の設備を活かして炭酸ガス消火を行うべき。
0870名無電力140012011/04/23(土) 22:44:44.44
ナトリウムは漏れさえしなければ理想的な冷却材だからじゃない?それと
液体にしたときの表面張力が小さいってのもある。
0871ネトウヨ2011/04/23(土) 23:01:06.10
>>875
なるほど。黒鉛火災を溶融塩で消火するのは炭火に塩酸をかける感じじゃなく、
炭火に塩を大量に振り掛ける感じ?(w

でも、炭火に塩をかけると炎色反応が起きるじゃない?
黒鉛火災を溶融塩で消火すると溶融塩から酸素や水素や有毒ガスが出てくるとなると
鎮火・冷却の障害になるから、そこが大丈夫である事を溶融塩炉推進者に
立証してもらいたいな

溶融金属をガス冷却する形式で、冷却材喪失・黒鉛火災というと、圧力容器の底に
穴が開くか、低位置の配管が損壊して溶融金属が漏れた場合しかありえない
低位置に配管を設置しない設計は可能だし、圧力容器の底に穴が開いた場合は
上から金属粒をヘリコプターで追加投下できるような「金属粒を満たした上空きサイロ」
を地下に埋め込んだ炉の上に雛壇式にオフセットして設置してしまえばいいんじゃない?

炉は3500億円くらいで、発生する電力は4兆6500億円なのだから
安全性をおごって炉が6000億円になろうが、熱効率向上で8兆円の電気が取れるなら
かえって経済性は向上する

炉は戦艦大和みたいにカネかけて重防御に作りつつ、ガスタービン複合で
熱効率を50-55%まで向上させてモトを取る考え方か

熱効率40%でよければ被覆菅をインコネルかSiC被覆炭素複合材に交換して
改良型軽水炉と言う考え方じゃないのかな

私は、熱効率の悪い軽水炉は古臭いと思っていたが、福島の事故を見ると
水をかければ取りあえず、消火・冷却できる・・という軽水炉の美点を
見直さざるを得なかった
0872名無電力140012011/04/23(土) 23:21:37.85
>>865
トリウム厨と誹謗しながらナトリウムと塩を区別できなかったり、ナトリウムとトリウムが区別付けられ
ないのだから、どうにもならない。

ナトリウムと水との反応も解らなくて、水蒸気爆発が起こると思ってるんじゃ、科学原理無視の議論に
なってる。
0873名無電力140012011/04/23(土) 23:23:45.71
>>869
>机上論ではドレンに落とせることになっているが、うまくいかず炉心に一部残る想定も必要ではないか?

どのような想定を考えた時、一部が残るんでしょうか。
0874名無電力140012011/04/23(土) 23:25:03.47
えーと、レスのつけ方もだけどなんか頓珍漢。消火用に溶融塩を使えといっているんじゃなくて
フッ素を含んでるからといって一概に語るのはおかしくないかなと言ったの。
それとすぐ上の>>869も結構ためになること言っているよ。粒金属はうまく熱で溶けないと
詰まってそこから流れていかずかえってやばくないかな。あとヘリコプターで補充する穴はもろに
万一の時防御上の弱点となるよ。大和の複砲みたいになっちゃう。
事故ったときにうまく開けれるという保証もないし。
それと「スーパー軽水炉」もしくは「超臨界圧軽水炉」でぐぐると幸せになれるかも
0875ネトウヨ2011/04/23(土) 23:26:37.70
>>869
空冷式の戦闘機エンジンが、大型化するにつれて、前投影面積の大きい
扁平星型であってさえ、後部シリンダーが除熱不良を起こしたように

空冷式で大出力=大除熱を狙うなら、あなたの仰るように扁平な炉心
にしないと、気流後半のほうで除熱不良がおきかねない

しかし、扁平な炉心はご存知のように、中性子経済上、甚だ不経済だし
黒鉛炉心を気流で冷却する形式は、密閉が破れるとヘリウムが漏れて
空気が流入して黒鉛が発火してしまうし、消火に液体金属や砂を注入したら
もうその炉はお陀仏だろ? そうすると電力トップは今回のように躊躇して
事故を拡大してしまうんじゃないかと思われ

>炭酸ガス消火
気密が破れているところでガス消火が有効かどうか疑問があるし、炭酸ガスでは
崩壊熱を除熱できないから、水をかけて水性ガス反応で水素/一酸化炭素発生という地獄を
見る事になりはすまいか?

>熱中性子炉なら減速して良いので無理に液体金属を使う必要はない。
ガス冷却で大型炉だと円形の紙のように扁平な炉心になって中性子が
上下に漏れるのと、建設費の同等でも燃料装荷・出力が減るし
黒鉛消火の除熱が困ると思う。大型大出力を考えれば除熱・エアパージの
観点から液体金属はガス冷却であれば悪くないと思うけどなあ



0876名無電力140012011/04/23(土) 23:28:07.98
あと>>872はなにを言ってるのか意味がわからない。ちょっとでもトリウムという単語
を混ぜたらトリウム厨扱い?
0877名無電力140012011/04/23(土) 23:32:57.68
ナトリウムNaも塩素Clも、それ自体は化学的に最も活性な物質ですが、反応によりNaClとなると、不活性で安定な化合物になります。

熔融塩原子炉で用いられる熔融塩は、LiF-BeF2というフッ化物熔融塩(通称フリーベと呼ばれる)で、この物質も不活性で安定な化合物です。また、フリーベの融点は、トリウムの含有量によって変動しますが、約500度です。
なお、フリーベの沸点(気体になる温度)は1400度以上であり、事故時でも沸騰することはありません。

0878名無電力140012011/04/23(土) 23:36:38.12
> なお、フリーベの沸点(気体になる温度)は1400度以上であり、事故時でも沸騰することはありません。

除熱系が停止する事故なら沸騰するね。
0879名無電力140012011/04/23(土) 23:40:47.49
>>877
みたいな説明したつもりだったんだけどな。不安定な物質も化合物で安定になる
よと、こうやってて他人の説明に乗っかったけどこれ見て
「自演だ!やっぱりこいつはトリウム厨だ!!」なんて思うようならもうどうでもいいや。
0880名無電力140012011/04/23(土) 23:41:39.34
>>878
どのような論理で沸騰するでしょうか
08818652011/04/23(土) 23:49:04.40
崩壊熱が除去しきれないとどんどんあがってやがては沸騰するよ。あーあ
これでまたトリウム厨の大暴れか…
0882名無電力140012011/04/23(土) 23:54:18.70
http://msr21.fc2web.com/safety.htm
> もし、一次系、二次系の流量が完全に停止したと仮定すると、崩壊熱により、
> 燃料塩の温度は上昇し続け、ハステロイーNのクリープ限界温度(930度)、
> 更には融点(1370度)に達し、炉容器あるいは配管の破損に至る可能性
> がある。

この後に
> 各系統が自然循環すれば、炉心の熱は外部に排出できる。
> 従って、過酷事故としての一次系/二次系ポンプ停止まで仮定しても、十分に
> 安全である、と考えられる。
と続けているが、つまりポンプ停止までしか仮定していない。それ以上の
事故には対応できないからだ。
0883名無電力140012011/04/23(土) 23:57:23.41
>>881
崩壊熱は何度まであがるんでしょうか
0884名無電力140012011/04/23(土) 23:59:03.83
また始まった(笑)
08858652011/04/23(土) 23:59:12.75
自分で調べたら?
0886名無電力140012011/04/24(日) 00:01:23.54
とりあえず1370度には達するようだね。
0887ネトウヨ2011/04/24(日) 00:07:34.01
>>877
溶融塩原子炉の論文にはそう書いてある。
ただ、フッ化ベリリウム単体の沸点は1160度
ナトリウムカリウム合金の共沸点は785度

フッ化リチウムベリリウムの共沸点がフッ化ベリリウムより高く
フッ化するとナトリウムカリウム合金も沸点1500度になるという
ことですか? そこら辺になると検索しても物性が出てこないので
参考になる物性ページをご教示いただければありがたいです

0888ネトウヨ2011/04/24(日) 00:09:19.76
>>874
アンカーミスすんません。(w

今回の事故でも明白ですが、消火・「崩 壊 熱 除 熱」「汚染物流出阻止」がポイント
だと思うわけです。

ところが、黒鉛炉は消火も崩壊熱除熱も水を使えないし、オシャカにする覚悟じゃなければ
「黒鉛炉は冷却材と同じものをぶっ掛けて、消火・崩壊熱除熱するしかない」
========================================================
溶融塩炉なら、溶融塩。液体金属炉なら同じ金属。(ガス炉なら炭酸ガスかなにか
でしょうが、除熱は進退窮まってしまうでしょう。)

そして冷却材が漏洩して海や地下水を汚染するのも考えないといけない

1)フッ化物溶融塩が漏洩しても海や地下水を汚染しない
2)フッ化物溶融塩を燃える黒鉛に掛けても可燃性ガスや毒ガスが発生しない
3)ドレンタンクでの水蒸気爆発を起こさない崩壊熱除去法

その3点が大事で、1)はフッ素そのものの混入ほどの有毒性は塩ならありえない
ということを説明くださったわけですが 2)3)はどうなのかな・・と(w
 


0889名無電力140012011/04/24(日) 00:12:23.52
ぺブルベッド「そろそろ混ぜろよ」

・崩壊熱除熱不要
・黒鉛使用だが露出していないので燃えない
・核燃料も漏洩しない

※割れないという前提です
0890名無電力140012011/04/24(日) 00:14:30.36
>>886
そうすると1,000度でドレーン栓が抜けると燃料塩、熔融塩ともにドレーンタンクへ収容されると言う事になり
炉や、配管の中では沸騰するようなことにならずに済みますか
0891名無電力140012011/04/24(日) 00:16:49.46
過酷事故状況下において、配管内の核燃料の全てがドレーンタンクに排出されること、
およびドレーンタンク内の除熱が行われることは、必ずしも保証されないんじゃないかな。
0892名無電力140012011/04/24(日) 00:16:56.33
>>889
ぺブルベッド「おっと、割れてしまったぜ。どうしよう?」
0893ネトウヨ2011/04/24(日) 00:18:45.50
>>882
それでも、今回の福島よりはマシじゃないの?

ポンプ停止すら想定してないような・・
まあ、崩壊熱による蒸気で緊急冷却を行う機構も壊れたのだろうけどね
--------------
溶融塩炉も崩壊熱によって蒸気を発生させてそれを動力に緊急冷却系を
動かすように作る事はできるとは思うけど、それも壊れてドレンタンク溶融したり
、黒鉛炉に空気が入って火がついたりしたときどうするか?は考えておかないとね
08948652011/04/24(日) 00:19:09.10
>>888むしろそこまで緊急を要するような事態になったときには炉が
二度と使いものにならなくなる覚悟で冷却材「水とか」を注入すべきだと思います。
被害をまったくの0にすることは極めて高コストにつくか実現不可能です、
「被害は最小限ですむ」「1を殺して10を救う」
みたいな考え方が普通だと思います。 多少放射能が漏れるような事態になっても。
あと874と中の人同じです。
0895名無電力140012011/04/24(日) 00:19:10.98
ウランペレットの融点は2800℃
福島の事故では燃料棒露出でペレットまで溶けてるから2800℃以上になったのは間違いない。
放熱面積が大きい燃料棒でしかも水蒸気による冷却が一応あるのにこの温度を超えている。

ドレンタンクに収まった溶融塩燃料は表面積が小さいためずっと冷えにくい。
しかも水蒸気の流れも存在しない。
ドレンタンクの壁面(ハステロイN)の融点1370℃や溶融塩自体のの沸点1400℃を簡単に超えてしまう。
タンクが溶けるとチャイナシンドロームだし、
溶融塩が蒸発すると致死量ガンマ線を発するFPが一緒に巻き上げられ広範囲に飛散するし、
残った溶融塩も蒸発により核燃料が濃縮して再臨界の惨事だ。

燃料にウランとトリウムの違いはあっても崩壊熱は大きな違いはない。
むしろ半減期の短いトリウムFPのが発熱は大きいはず。
0896名無電力140012011/04/24(日) 00:22:20.74
>>893
福島第一と比べたらRBMK以外は全部BWRよりマシという結論になりますな。

じゃあ軽水炉やめてトリウム溶融塩炉の開発を進めよう! とはならんわけです。
軽水炉でも最新のAP1000, ESBWRなどは既に在来型軽水炉よりずっと安全になっているわけですから。
0897名無電力140012011/04/24(日) 00:34:00.83
>>891
ドレーンタンク内にはそれぞれ予めホウ酸が入っているようです。また炉と一次系の配管
熱交換系が収まっている格納室の床は全体がすり鉢状で、炉外で燃料塩が漏れた場合
の想定でも緊急用ドレーンタンクへ流れ込む構造のようですが、さらに問題は残りますか。
0898ネトウヨ2011/04/24(日) 00:37:09.73
>>894
水性ガス反応はご存知だと思いますが
高温の炭素に水蒸気を接触させると、水素と一酸化炭素が出てしまうので

黒鉛炉火災にウインズケールのように水を掛けるのは大博打とおもわれ
だからチェルノブイリは砂と金属を掛けたのでしょうし

熱効率の高いガスタービン複合発電も、エチレン製造・セメント製造も
900-1400℃の高温ガスが必要で、黒鉛炉じゃないと、それは不可能ですが

黒鉛炉火災にホウ酸水を掛けられないのは難問です
溶融塩炉は「黒鉛が崩壊熱で加熱され続ける地獄」がないのが
マシといえばマシですが

それでも崩壊熱でドレンタンクが溶けるのを防止したり
黒鉛に火がついた場合の消火剤が難問になりそうです

ドレンタンクを水冷した場合、ドレンタンクの底が抜けて
溶融塩が下に溜まった水に落ちると水蒸気爆発しかねないし


0899名無電力140012011/04/24(日) 00:38:43.83
>>897
あなたは溶融塩炉とかいう前に
原子炉の原理、核分裂とは何なのか、から勉強したほうがいいね。
0900名無電力140012011/04/24(日) 00:40:03.24
>>875
まず、燃料棒を太くするわけじゃないから二乗三乗則は関係ないのはOK?
その上で、炉心を扁平にしないと上の方では熱が除熱苦しくなるのはその通り。
でもそれは冷却材の熱運搬能力の問題であって、どんな冷却材でも同じ関係が成り立つよ。
ガス炉は熱容量小さい冷却剤を使うので、すでに熱密度は他の炉より小さい。
大型化で上の方が厳しいといっても、ガスの気圧や流速を大きくすればある程度は解決できるはず。
実際に100万KWeクラスのガス冷却炉の設計例もあるようだし。
そのクラスだと軽水炉より外形が大きくなりすぎるのでこれまでは実用化されなかったんじゃないかな。

炭酸ガスを掛ければ温度が下がらなくても黒鉛の火は消えるよ。
0901名無電力140012011/04/24(日) 00:42:04.28
>溶融塩炉は「黒鉛が崩壊熱で加熱され続ける地獄」がないのが

そうでもない
ドレンタンクから高熱が上がってきて下から加熱され続ける
0902名無電力140012011/04/24(日) 00:45:46.23
>>899
ホウ酸では効果が期待できない訳ですか
0903名無電力140012011/04/24(日) 00:48:45.06
>>902
またそれか(笑)
0904名無電力140012011/04/24(日) 00:51:51.58
ホウ酸水の入ったタンクに高熱の溶融塩が流れ込んだら即水蒸気爆発だろ常考
0905名無電力140012011/04/24(日) 00:55:38.39
ドレーンタンクの事ですが。
ホウ酸の他にセーフティーネットとして空気冷却と言ってますから、単なるバケツじゃなくて
冷却表面積を確保する方策が施されたタンクになるんじゃないでしょうか。
0906名無電力140012011/04/24(日) 01:00:33.03
>>905
それがどんなものか、本当にそんな都合のいいタンクはあり得るのか?
をもう1ヶ月以上問われてるわけだが。
0907名無電力140012011/04/24(日) 01:07:27.56
>>906
中国も同じくドレーン方式を説明してるが世界中から問題指摘はいまだない
0908名無電力140012011/04/24(日) 01:09:57.67
中国発の技術革新というのは無いんで……
0909名無電力140012011/04/24(日) 01:17:09.05
>>907
それ以前に原子力の世界トップクラスが集まったGIFでのトリウム熔融塩炉の講演でクレームなんかついてないだろ。
だからGEN Wに熔融塩炉が選ばれたんだろ。
0910名無電力140012011/04/24(日) 01:18:42.38
>>907
中国は開発構想を発表した段階。
まだ詳細設計には入ってない時期なのに、
なんでそんな単純発想なの?
0911名無電力140012011/04/24(日) 01:20:28.54
ぺブルベッドも中国で開発してるよー
そっちはノーマークでいいんですかー
09128652011/04/24(日) 01:23:44.43
むう…それだと緊急時はガスで冷やすしかなさそうです。炉の構造そのものにダメージ
が及んで火災が発生するような事態ではチェルノブイリのような砂、ホウ砂、鉛粒しか
ないと思います。この時点で砲放射能漏れも減ったくれもなくなってますが。この状態だと
鉛粒投入や溶融塩ぶっかけシステムも使い物にならなくなってるかも。
0913名無電力140012011/04/24(日) 01:24:04.62
また始まった「溶融塩炉はGen.IV炉に選ばれたんだ!」
単に多国に分散した研究者間の情報共有の枠組みに過ぎないのに、
「選ばれし原子炉」と思い込んで毎度オナニーに励んでるのがなんとも滑稽だ(笑)
0914名無電力140012011/04/24(日) 01:54:42.88
溶融塩炉はアメリカ・フランス・ロシアから第四世代原子炉に応募があったから
別に完全に見捨てられた方式というわけでもない。

つーかFUJI応募してねえじゃん。
0915名無電力140012011/04/24(日) 02:06:41.94
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/07/07020110/01.gif
アルゴンヌ国立研究所と北海道大学がヤバいな
0916名無電力140012011/04/24(日) 02:23:30.89
>>914
応募してないのに講師に呼ばれちゃった
そして熔融塩炉も選ばれちゃった
0917名無電力140012011/04/24(日) 02:29:38.56
>>915
遅ッソッ
0918名無電力140012011/04/24(日) 02:33:52.65
>>900
崩壊熱除去ってことを考えると、
炉心にある燃料が少ない分だけ小型炉が有利なので、
無理に大型化するより小型炉を複数基束ねて
2次系以降を共用するような設計のほうが現実的じゃないか?
0919名無電力140012011/04/24(日) 04:20:29.63
>>868
高温のアルミニウムはナトリウムと同程度には扱いにくいぞ。
高温なら水とも酸素とも反応して燃焼するし、
実は同じ重量ならアルミニウムの方が燃焼熱は上。

あと、溶融塩とか液体金属系の炉は
凝固事故で循環停止→炉心過熱っていう流れがあるから、
軽水やガスより遥かにポンプ停止の可能性は高い。
(さらに、別の何かの要因でポンプ停止した場合にも
熱交換器内で凝固が起きるから、ポンプ再起動できない)
防ぐには冷却系が適切に保温される必要があるが、
今回のような電力途絶状況では期待できないし。
0920名無電力140012011/04/24(日) 06:06:44.31
日本語おかしいな。訂正。

>凝固事故で循環停止→炉心過熱っていう流れがあるから、
>軽水やガスより遥かにポンプ停止の可能性は高い。



凝固事故があるから軽水やガスより遥かにポンプ停止の可能性は高い。
循環停止→炉心加熱っていう流れで大事故。
0921名無電力140012011/04/24(日) 07:40:34.39
>>916
国際的な情報共有の枠組を作るための会議なんだから
参加する国が多い方が有利だろ
応募できないレベルの研究者でも招いて会議に参加させれば
「日本でもアクティビティがある」ことをアピールできるそれだけ

会議は議論する場に過ぎないのに
「会議に呼ばれたからFUJIは認められた」とか飛躍しすぎ
どんだけ権威崇拝なんだよ
ふだん原子力行政の権威主義を批判してるくせに(笑)
0922名無電力140012011/04/24(日) 08:12:51.32
凝固事故ってどのような事象から発生するのでしょうか。
0923名無電力140012011/04/24(日) 08:19:25.73
>>919
>高温のアルミニウムはナトリウムと同程度には扱いにくいぞ。
>高温なら水とも酸素とも反応して燃焼するし、
>実は同じ重量ならアルミニウムの方が燃焼熱は上。

これらの激しく燃えることを理解できていないからトリウム熔融塩炉批判してるやつらは始末が悪い
0924名無電力140012011/04/24(日) 08:23:44.55
>>921
おまえ一回GIFの国際会議に出席して来いよ
それが実現できたらおまえの言い分認めてやる
大ホラ吹きじゃねえのか
0925名無電力140012011/04/24(日) 08:49:59.19
>>921
>ふだん原子力行政の権威主義を批判してるくせに

おい、おれが何時こんなことを言ったんだ
おまえらの常とう手段で、いつもこうやってデマを作り上げていくんだ

おれは日本のウラン原子力行政の腐りきったところを批判してるのは
事実だが、それを世界の原子力関係者全てとすり替えるな。
0926名無電力140012011/04/24(日) 08:59:14.43
>>861
アメリカ大統領の給料はアメリカ軍が払ってますからここに正解はないです。

分かっててやってた・・・・・・・・のかな?
0927名無電力140012011/04/24(日) 09:30:39.94
>>925
勝手に「日本の」を「世界の」に置き換えてデマを作り上げるなよw
0928ネトウヨ2011/04/24(日) 10:51:38.23
■□□□□□□□□□□■
外圧「熱交換器」→→圧外→高温ヘリウム
筒力↓↓↑↑↑↓↓ 力筒
■容「溶融塩金属液 容■
■器「黒鉛炉」   器■
■□□□□□□□□□□■
■「ドレンタンク」  ■
■■■■■■■■■■■■
「吸水性コンクリート」
▽水▽▽水▽▽水▽▽水▽
■「建屋底・人造岩」■■

こういう風にレイアウトすれば
「熱交換器と黒鉛炉」「黒鉛炉とドレンタンク」が一体化していて
配管破断でもれることがなくなるだろうし

「水蒸気爆発を防止しながらドレンタンクの底を水冷で効率よく冷やし
 崩壊熱によるドレン底抜けを防止できるんじゃまいか?


0929ネトウヨ2011/04/24(日) 10:54:09.38
■□□□□□□□□■
外圧「熱交換器」→→圧外→高温ヘリウム
筒力↓↓↑↑↑↓↓・力筒
■容「溶融塩金属液 容■
■器「黒鉛炉」・   器■
■□□□□□□□□■
■「ドレンタンク」・  ■
■■■■■■■■■■■■
「吸水性コンクリート」
▽水▽▽水▽▽水▽▽水▽
■「建屋底・人造岩」■■

0930名無電力140012011/04/24(日) 11:00:17.04
日本は地球上で最も不安定な位置に属する。
他の国の安全基準では不十分だよ。
0931名無電力140012011/04/24(日) 11:00:39.15
コリウムの水蒸気爆発を利用した炉心ロケットですね、わかります
0932ネトウヨ2011/04/24(日) 12:47:02.60
>>919
上記のように「圧力容器のなかに熱交換器を入れる」という設計は
ドイツの原子力船オットーハーンで試されて、米海軍の艦船にも取り入れられているが
1)熱交換器と圧力容器が一体化されて、接続配管の破断や、「凝固も含む配管の詰まり」
  が構造的に起き難い(接続配管がないから)
2)炉心を下に、主熱交換器/非常用熱交換器を上に配置することで
  全電源喪失してポンプ停止しても対流で自然循環が維持される

と言うメリットがあるから、PWRのその設計を溶融塩や液体金属炉にも
応用してみたらいいんじゃないだろうか?

その場合、「溶融塩や液体金属は圧力容器内を満たし、上下循環するだけ」になるから
設備被曝や、配管破断や、凝固による詰まりは起き難くなる
-----------
吸水性コンクリートで水とドレンタンクを隔離して、ドレンタンクの底に
水をスプレーして蒸発させ冷却させ、滴ったしずくは吸水性コンクリートで
下に吸い取って暗渠排水して「ドレンタンク下に水溜りを作らない」ならば
(スプレー冷却できるならば抜けないが)万が一ドレンタンクが抜けても
水蒸気爆発は起こらないんじゃなかろうか? またドレンタンクの溶融塩に
「上からホウ酸水をスプレー」しても「水溜りを作らなければ」水蒸気爆発は起こらない
---------------
ただし、黒鉛炉の火災に水を掛けると水素爆発や一酸化炭素中毒が発生する
可能性があるから、溶融塩か液体金属をを掛けざるを得ない
ドレンタンクと圧力容器を再遮断するシャットダウンバルブを溶融栓の下に
準備しておいて、、「核燃料の入ってない溶融塩」または「金属粒」を
圧力容器に重力で投入して「黒鉛炉・窒息消火」できるように作っておかねば
ならないだろうね



0933名無電力140012011/04/24(日) 12:47:39.95
2000mの穴を先に掘ってその上に作りゃいい
俺頭良すぎでワロタ
09348652011/04/24(日) 12:56:10.11
研究発表の場ってその分野のトンデモに対しても分け隔てなく開かれているから呼ばれたから
といって認められたとかというわけではないのに。まあそういうのは発表する時間帯を
調整して「トンデモ枠」に入れて発表している間ほかの人は昼ごはん行ったり自分の発表の
準備をしたりしているんですがね。
0935名無電力140012011/04/24(日) 12:57:13.12
>>932
マジレスすると熱量のケタが違いすぎ。
0936名無電力140012011/04/24(日) 13:17:03.30
古川氏がパリで行われたGIFの会議で講演したという話について
日本のトリウム同好会ブログではその事実を盛んに宣伝してるけど
肝心の講演内容がどこにも載ってないんだよね

また海外のウェブサイトでは古川氏の講演の存在を示す記事が一つもない
もちろんGIFの公式サイトにも情報がない
ちなみに海外の溶融塩炉研究者の間では
「日本では古川氏のグループがFUJIという溶融塩炉を研究してる」
ていどの認識でしかないようだね

結局日本のトリウム同好会のブログ以外に情報がない古川氏パリGIF講演
本当に呼ばれたの?
0937名無電力140012011/04/24(日) 14:39:15.75
>>936
ガラパゴス知識は困ったもんだ
トリウム熔融塩国際フォーラム は国際組織でその代表が古川市なの
0938名無電力140012011/04/24(日) 15:18:35.55
Q:古川氏は本当にパリGIF講演に呼ばれたのか?
A:トリウム熔融塩国際フォーラムは国際組織でその代表が古川氏

いみが、わからない
0939名無電力140012011/04/24(日) 15:33:15.57
そろそろほっとこう。ガラパゴスの亀が外の世界に向かって<ガラパゴスですね
なんて言ってるし。しかも全然関係ない団体に摩り替えてまでして、まさに
詭弁のガイドラインのとおりじゃん。 

上のほうに一行レスでぽろぽろと出ている地下原子炉だけど日本でもビルの地下300m
くらいの竪穴に原子炉をおろして運転して使い終わったら竪穴ごとコンクリで埋めてしまう
とかあったような。
0940名無電力140012011/04/24(日) 15:35:15.43
>>938
科学的な反論に行き詰ると何にでも因縁をつけて話題をそらすいつものやつ

さらに反論に困るところにはまると 「お前が気にくわない」 とくる訳でしょ。

分かってますよ。
0941名無電力140012011/04/24(日) 15:47:27.01
「トリウム熔融塩国際フォーラム」というのは、単なる日本ローカルなNPO団体ですよ。
http://thorimsnes.web.fc2.com/
0942名無電力140012011/04/24(日) 15:56:04.69
・ウランは半減期が長い。
・トリウムは半減期が短いが核反応する量が多い。
結論:放射能の危険度はたいして変わらない。

『次代を担う、エネルギー・資源』 トリウム原子力発電12 地球の物質循環から切り離された核廃棄物問題はトリウム発電でも同じ
http://blog.sizen-kankyo.net/blog/2010/07/000753.html
[内容抜粋]
・核反応する物質だけで比較する必要がある
・トリウム発電も核反応を起こせば放射性廃棄物が発生し、半永久的になくならない。
・トリウム溶融塩炉も核廃棄物問題はウランと同じ
・ウランでいうところの『プルトニウム発生量分』が、そのままトリウムでは
 『別の核分裂生成物になっている』だけ。
0943名無電力140012011/04/24(日) 16:08:57.09
なんか色々な原子炉があるようだけど、
放射能物質を生成しない原子炉はどれ?
09448652011/04/24(日) 16:13:27.31
無いってことだよ言わせんなはずかしい。
0945名無電力140012011/04/24(日) 16:18:15.15
原子炉と言うからには核生成物を沢山作って処理出来ないのは同じ
核反応によるエネルギーを電気に変える仕組み自体は同じ

原子炉はどんなものにしろ時代遅れの負の遺産
09468652011/04/24(日) 16:24:46.96
ある仮想戦記作家はトリウム炉を「放射能が出ない理想の動力源」として
作中に出てくる艦船に積みまくってたな。
0947名無電力140012011/04/24(日) 16:37:15.94
そうかー、放射能物質を生成しない原子炉があれば、
原発反対派にお勧めしてくるんだが。残念。
0948ネトウヨ2011/04/24(日) 17:13:29.70
>>947
数万年保管の核のゴミがああああ
と騒いでいるサヨクには

「加速器駆動未臨界炉で半減期数万年の放射性物質を半減期30年くらいにできますよ」
とお勧めしてきてくださいな(w
0949名無電力140012011/04/24(日) 17:15:21.19

     *      *
  *  むりです   +  
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *
09508652011/04/24(日) 17:17:01.94
そういう人たちは「核」と名の付くものすべてが排除対象なので言うだけ無駄です。
0951名無電力140012011/04/24(日) 17:24:01.57
核は時代遅れなのは同意するけど
いつか核の壁を乗り越えられる日が来るかも知れない
それまでは実用化は封印するしか無いね
0952ネトウヨ2011/04/24(日) 17:46:07.52
>>942
トリウムは
1)半減期数万年とかのマイナーアクチニドの発生量がウランより非常に少なく
  溶融塩なら燃料交換を40年後に延期も可能
  =つまり「再処理」「加速器駆動未臨界炉」などのバックエンドの「処理量」は少なくなる
   ただし、遠隔操作再処理施設の建設費は高いでしょうけど、乾式の開発に成功すれば多少コストダウン可能かも

2)トリウムは高速増殖炉より安全で大人しい炉で増殖/転換ができるから
  数百年持つし、ウランだけに需要が集中するのを抑制できる

3)モナズ石から、ネオジム(ハイブリッド用磁石)・ランタン(船舶用SOFC)
  ヘリウム(ガス炉)リン(肥料)が副産物で採れる

というメリットがあるかと

0953ネトウヨ2011/04/24(日) 17:50:00.79
優先度的には

Pu239を取るまでもんじゅ(取得したら地震に襲われる前に閉鎖)
六ヶ所村の稼動とむつ中間貯蔵施設
加速器駆動未臨界炉・群分離
超臨界大型軽水炉
液体金属大型高温ガス炉ガスタービン複合発電
海水ウラン
--------------
日米印トリウム乾式再処理施設建設と、途上国向け溶融塩炉供与
もんじゅ後、完全に仕切りなおしでFBR
核融合

という優先順位じゃないかと。
海水ウランで数百年持つし2030年には太陽光発電が原発並コストに下がるでしょうから
2030-2080年に太陽光発電建設が進み、
原発は工業・農業熱源と夜間電力用に少数残存するだけになるでしょう

しかしここ40-60年はつなぎエネルギーとして原発が必要ですから
後で工業熱源に転用できる溶融金属高温ガス炉の研究を急いで
2020年に実証炉に漕ぎ着け2040年頃まで20基の軽水炉を溶融金属高温ガス炉/
加速器駆動未臨界炉で代替して、20基の超臨界水軽水炉とともに
2080年頃まで操業する感じじゃないでしょうか?
-----
>>951
核は時代遅れではない。むしろ2011-2080年までのつなぎ投手の主力で
太陽は2030年から建設を始めても、2050年までは30-40%の供給を担えない
0954名無電力140012011/04/24(日) 17:50:12.88
加速器駆動未臨界炉って
聞こえはいいけど、延々一個ずつ内職するおばちゃんってイメージだな
0955名無電力140012011/04/24(日) 18:46:13.17
エネルギー源ではなく、中性子源
0956名無電力140012011/04/24(日) 19:06:00.37
河野太郎は原発のこと勉強してるねー

河野太郎の指摘 「日本のエネルギー政策」シリーズ1 原子力発電
http://www.youtube.com/watch?v=yFCFKk5MOt0

ニュースの深層 2011.4.14(1/4) 『脱原発エネルギー供給の可能性』
http://www.youtube.com/watch?v=rQhTynUb2Gc
http://www.youtube.com/watch?v=bEmGXxOsCTA
http://www.youtube.com/watch?v=InV7-vIeLhk
http://www.youtube.com/watch?v=IAaZi-bGSiU
09578652011/04/24(日) 19:53:28.65
それをさらに超えて宇宙時代になると今度は核エネルギーが重要になってくるね。
いずれまた核の力にたよらないといけない時代が来る。
0958名無電力140012011/04/24(日) 20:03:37.06
そうだな。
ロボット世代が宇宙に進出して行く頃には
核は無害で貴重なものとして役立ってるかも知れないな。
0959名無電力140012011/04/24(日) 20:06:17.08
加速器駆動未臨界炉ってもんじゅみたいに兵器級プルト君作れるって認識であってる?
そういう目的ではどっちの方が優れてるの?
09608652011/04/24(日) 20:25:59.74
無害になるかどうかはともかく火星以遠に人類が進出するには太陽光は弱すぎて使えないので…
この話を自然エネルギーマンセーで核アレルギーの人に反論で言うと「そんな未来のこと知るか!」
で帰ってくる。オイオイ未来はどうなってもいいというのならお前らの言う原子力と一緒じゃないかと。
それに地球にいても将来一人当たりのエネルギー消費は増えることはあれど減ることは無いと見てるので。

>>959
まだできてても無いものを比べることはできないです。当然現在のプルトニウム生産用原子炉のほうが
実績と信頼性の面で上でしょう。
0961名無電力140012011/04/24(日) 21:13:00.59
突然脈絡もなく「兵器級プルトニウムガー」と話を切り出す輩は
トリウム厨なので相手にしない方が吉
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。