熱核融合炉の実用化は望み薄であろう。

核分裂ならば、1938年にハーン、マイトナーが核分裂反応を発見してから
13年後の1951年には原子炉EBR-Iが臨界を達成している。
ところが核融合の歩みは極めて遅い。
核融合反応の発見自体は1932年なのだが、80年後の今も未だに
核融合炉の材料の目処すら立っていない始末。
トカマク型にせよ、レーザーにせよ、「お前それ絶対無理だろう」
とつっこみたくなる要素満載。
高レベル廃棄物の地層処分以上に無理である。

常温核融合ならば、理論面を解明するブレイクスルーがあれば、
ひょっとしたら一足飛びにものになるかもしれない。