原発を動かすには、ウラン鉱山からウランを採掘し、
それを製錬・濃縮・加工して燃料にする工程や、
生み出される「死の灰」を100万年にもわたって管理する仕事が必要です。
それらすべてのプロセスで膨大な炭酸ガスが発生することは明らかです。
さらに私は、発電時にも炭酸ガスを出していると思います。
原発は膨大なコンクリートと鉄の塊です。これを動かすためには
膨大なエネルギーを必要としますから、当然炭酸ガスを出しています。
科学的には、「核分裂反応は炭酸ガスを出しません」が正しい表現です。

何より温暖化対策を真剣に考えるのならば、膨大な温排水を出している
原発こそ真っ先に停止すべきです。100万キロワットの原発の原子炉の中では、
300万キロワット分のエネルギーが出ています。
電気になっているのはたった3分の1で、残りの200万キロワット分のエネルギーは
海に棄てています。