>>216
燃料棒は、圧力容器内では何10本かまとめてられていて、今たぶん1本あたり十数KWの発熱が出ています。
燃料棒のパイプ部分は融けるか酸化して壊れる可能性はあると思いますが、燃料ペレットは陶器なので融点はそれより高く完全に融けるわけではありません。

この燃料ペレットが積み重なったらですが、海水とホウ酸を入れているので、下部には溶融塩が煮立っていると思われます。
その中で発熱源であるペレットは塩を沸騰させグラグラと動く事になるでしょう。
そして、塩が沸騰しては圧力隔壁の壁で液化し、壁全体を放熱板とするようになります。

ですから燃料ペレットが積み重なる事は、現時点では無理だと思います。
もう少しして崩壊熱が収まれば、状況は違ってくるかもしれませんが、発熱がある程度ある間は逆に臨界にはならないと想像しています。