やはり「高性能」とかいっても「どの段階」なのか一般には理解が難しい。
ガイガーカウンターについても同じ。
しかも、人間が生存可能な要素についての会話では、無いし。
かといってマスコミや行政が「レベル〜」とか分類しても、ほとんど信用できない。

「原子の実体」を現す科学について、
「newton」とか科学系雑誌など読むと、かえってバカになるというか、理解が遅れることが多い。

そういう意味では、NHKスペシャルの演出は比較的良いが・・・肝心なポイントが欠如する説明が日常的な業界だから、
NHKも「鉄鋼スラグなら放射能関係ない」とか言いそうだし。


高性能マスク不足など原因=作業忙殺、制御室で食事も―上限2倍超被ばく・東電
時事通信 6月17日(金)21時40分配信

東京電力福島第1原発3、4号機の運転員だった男性社員2人が事故直後、国の緊急時上限の2倍以上となる600ミリシーベルトを超える被ばくをした問題で、同社は17日、
放射性ヨウ素の吸着能力のあるマスクの不足や、作業に忙殺され中央制御室で食事を取らざるを得ない状況にあったことなどを原因とする報告をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院に提出した。
同社はマスクなど防護用資材の整備と作業員の教育徹底などの再発防止策も策定し、報告した。
東電によると、被ばくしたのは30代と40代の男性社員。
被ばく量はそれぞれ678.08ミリシーベルト(うち内部被ばく590ミリシーベルト)、 643.07ミリシーベルト(同540ミリシーベルト)だった。
聞き取り調査などの結果、2人はいずれも3月11〜13日の間、中央制御室でのデータ採取や、4号機タービン建屋の現場確認などに従事。2人とも、同 12日早朝には指示に従いマスクをして作業していた。
しかし、ヨウ素の吸着能力があるフィルター付きマスクの数が足りず、2人は同12日午後の1号機水素爆発まで、能力の劣る簡便なマスクを着用。
作業に忙殺され、換気の止まった中央制御室内でマスクを外して食事をすることもあった。