国際社会における一般的な国家よりも「軍事力」を所有する民間企業について

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F35運用試験の前倒しを調整 対日輸出で米ロッキード社
2011年5月25日 16時07分【ワシントン共同】

次世代ステルス戦闘機F35の開発主体である米航空大手ロッキード・マーチン社は24日、
日本政府が調達条件とする2017年3月までの納入に間に合わせるため、同機の初期運用試験を同年から16年に前倒しするよう国防総省と協議していることを明らかにした。
開発責任者を務めるトム・バーベッジ取締役副社長が共同通信の質問に答えた。

F35は航空自衛隊の次期主力戦闘機の有力候補。
だが、国防総省のギルモア局長が19日の上院軍事委員会で初期運用試験は「17年春に始まる」との見通しを証言、対日輸出の期限に間に合わないとの見方が広がっている。

これに対し、バーベッジ氏は「現在の計画では16年に試験を開始できる。ギルモア氏は17年と語ったが、その点は協議している」と述べ、日程を早めるために調整していると説明。
「日本政府の要求を満たせる」と明言した。

別のロ社幹部は今年のF35の飛行試験が5月時点で予定よりも早く進み、難題のソフトウエア開発も順調だとして「試験がさらに早まる可能性がある」と指摘した。