米機が天井に穴、緊急着陸 乗員1人けが
2011年4月3日 12時38分【ワシントン共同】

AP通信によると、米サウスウエスト航空のボーイング737が1日、
米南部上空を飛行中、天井部分に突然穴が開き、機内の気圧が低下したためアリゾナ州の米軍基地に緊急着陸した。乗客乗員118人のうち、客室乗務員1人が軽傷を負った。

連邦捜査局(FBI)や運輸安全委員会(NTSB)によると、テロの可能性は低く、穴は雷か金属疲労が原因でできた可能性があるという。

同機は高度約1万1千メートルを飛行中、機体の天井部分に長さ約2メートルの裂け目のような穴が開いたため、3350メートルの高度まで急降下した。

同機はアリゾナ州フェニックスからカリフォルニア州サクラメントに向けて飛び立ったばかりで、機内は一時パニックになったという。