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コートジボワール重大局面 最大都市で激しい戦闘
2011年4月1日 11時08分【ナイロビ共同】

大統領選の結果をめぐり、昨年末から混乱が続くコートジボワールの最大都市アビジャンの数カ所で3月31日、重火器や機関銃を使用した激しい戦闘があった。ロイター通信によると、
国際社会が当選を承認するワタラ元首相の支持部隊が、大統領職に居座るバグボ氏の住居を攻撃し、国営テレビを掌握した。

ワタラ氏側政府は陸海空の全国境の閉鎖を命令。4月3日までの夜間外出禁止令をアビジャンに発令した。
ワタラ氏側は、バグボ氏が即刻退陣しない限り武力で排除する構えを示しており、コートジボワール情勢は重大局面を迎えた。

今週、拠点を置く北部から進攻を始めたワタラ氏側部隊はアビジャンを除くほぼ全土を既に掌握したとみられている。
バグボ氏を支持してきた軍や警察は、次々と同氏から離反しているもよう。

アビジャンの国際空港は国連平和維持活動(PKO)部隊の国連コートジボワール活動(UNOCI)の管理下に置かれているという。