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リビア軍用機など7機破壊 仏戦闘機、反体制派は進撃
2011年3月27日 09時09分【ベンガジ共同】

リビア対地攻撃に多国籍軍として参加しているフランス軍は26日夜、
リビア反体制派の西部の拠点ミスラタで、戦闘機攻撃により、カダフィ政府軍の軍用機5機、戦闘ヘリコプター2機の計7機を破壊した。フランス軍報道官が明らかにした。

一方、多国籍軍の空爆を受け、26日までに北東部の要衝アジュダビヤを政府軍から奪還した反体制派は同日、石油関連施設が集まる西郊ブレガに進撃。
反体制派の報道官はロイター通信に「ブレガは完全に解放された」と述べ、街を奪回したとした。

政府軍はアジュダビヤなど北東部の拠点を失う代わりに戦力をミスラタに集中させ、西部一帯の制圧を急いでいるとみられる。
ミスラタでは連日、政府軍の迫撃砲などによる攻撃が続き、水や電気も止められている。

フランス軍は同日、ミスラタ郊外の空軍基地で出撃準備をしていたとして、軍用機やヘリを攻撃、破壊した。
また反体制派によると、多国籍軍の戦闘機が上空に現れている間、政府軍の攻撃が止まったといい、多国籍軍の飛行による抑止効果が出ているもようだ。