西ドイツ・ハノーバー万博は一本の木をも切らずに開催することを目指したのに対して、愛知万博は公園内はもとより、その周辺の道路造成のために木どころか山を幾百も削り、地形が大幅に変わった。

愛知万博の理念とはこの程度です。
   〜博覧会国際事務局と通産省のやり取りから〜

単にイベントをやりたい、開発をしたい、そして利権を確保したい、天下りをしたいというだ
けの通産省の小役人と博覧会国際事務局とのやり取りを振り返ります。
ことさら自然や環境を強調している愛知万博ですが、当初の計画はこんなものです。
理念などそもそも無かったのです。だから今になってマンモス、マンモスと取って付けたよう
なアイデアで騒いでいるんですね。