1KW辺りの発電量

原子力   4.8〜6.2円  発電コストは安い。しかし今回明らかになった潜在コストを計上すればもはや競争力皆無だろう

水力     8.2〜13.3円  非常に実用的だが設置が大掛かりで自然破壊も問題
石油    10.0〜17.3円  火力発電のメイン 今後燃料の値上がりでコストが高くなる事が予想される
LNG     5.8〜17.3円  ガスタービン発電 非常に有用だが、産出にロシアが絡む為政治リスクがある
石炭      5.0〜6.5円  石油の普及に伴い衰退した発電。しかしコスト、安全性共に素晴らしい。自国産出可。
太陽光       46円  コストはずば抜けて高い。但し静穏小型で場所を選ばない為、都市分散型発電としては有望。
風力(地上) 10〜14円  これも実用的な発電。日本は風が安定しないのが難点だが、風力発電の改良により解決した。
地熱(旧式)    16円  少しコストが高い。温泉地域なら実用化されているが、温泉産業との兼ね合いも問題。
波力         30円  現時点ではコスト面に大きな不満。これは海上風力発電を作る場合の補助発電だろう。

高温岩体発電   9?円 MIT開発の新型地熱発電。地下岩盤に水を送り込むからメンテや立地環境を選ばない。
海洋上風力発電 ?円  九州大学構想の新型風力発電。はるか洋上で海風を利用し発電し、電気分解した水素を輸送する。
藻          ?円  コスト実力全く未知数。しかし石油燃料を作れる点で研究する価値はある。
メタンハイドレード ?円 産出量では有望。しかしメタン温暖化は地球を何度か滅ぼしている為、ある意味原子力以上に危険。

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