■計画停電を行う理由 :
供給力が足りない状態を放置すると、東電管内の全部の発電機が運転継続不能となり止まる。関東全域が大停電してしまう。
そうなると発電機の再起動に必要な電力も無くなり、 復旧には大変な手間がかかる。 これが計画停電の必要な理由。
北関東某県の人が「なんで東京の電力不足で俺まで付き合わされるのか」と不満。これも理解不足。北関東の彼の電力消費量も関係する。

■関東の計画停電は東北に送電するためではない:
今まで福島で発電した電力を関東で使っていた。 その福島が被災したから、関東の電力が不足に陥った。
関東で計画停電するのは関東のため。 関東が東北を支援しているわけではないし、関東にはそんな余裕はない。
東北の電力は東北で発電した分でまかなっている。

■なぜ関東で使う電気を福島で発電するか:
万一の事故に備え、原発は大都市を避けて人口密度の低い地域に作られる。
関東に送電するために、福島は危険な原発を受け入れてくれていた。
その点を考えずに福島を厄介者扱いするのは、思慮不足です。

■非被災地域の計画停電・物資品薄は、自分勝手を省み、忍耐・節約・協調を考える良い機会です。