>>256
現実問題として原発、火発が壊れたから、関東圏は当分電力復旧しないんだよ。
だから、少ない電力で社会を維持することも考える必要もあるわけ。
そもそも、人間が生きていくためだけならこんなに多くのエネルギーはいらない。
現代社会が高エネルギー消費化しているのは、不必要な部分に多くのエネルギーを
消費しているからだ。

たとえば、東京に人口が集中しスプロール化しているから、通勤距離が伸びている。
そのために無駄な輸送をしなければならない。東京の人たちが地方に戻れば、
過密・スプロールは解消し、通勤距離は短縮する。いわゆるコンパクトシティというやつ。

また経済活動を、国民に必要な物資やサービスを提供するだけに限定すれば、こんなに
多くの生産はいらない。同じく、生産のための工場、会社のビル、販売店、輸送ももっと
少なくて済む。都市に乱立するビル群は見るからに圧倒されるけど、実は必要ない。
そうすれば自然にエネルギー消費は下がる。

それとエネルギー消費を適正に下げることを、即、エネルギー消費ゼロの江戸時代に
結びつけるという論法はどうかと思う。