水道水から10都県で放射性物質 ヨウ素やセシウム
2011年3月21日 17時09分

文部科学省は21日、都道府県が20日採取した水道水の検査結果を集計し、
放射性のヨウ素とセシウムが
茨城、栃木、群馬で、
ヨウ素が
埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨
で検出されたと発表した。

独自調査している福島県も、21日午前8時の採水で、
ヨウ素が23ベクレル検出されたと発表した。

いずれも国の基準値を下回っている。

文科省集計分は20日(19日採取)と比べ、ヨウ素が山梨で検出。
セシウムは東京で不検出となったが群馬で確認された。

水1キロ当たりの量はヨウ素が茨城12ベクレル、栃木10ベクレル、東京2・9ベクレル、新潟3・6ベクレルなど。
セシウムは栃木2・8ベクレル、群馬1・2ベクレルなど。

国の原子力安全委員会の摂取制限基準は水1キロ当たりヨウ素が300ベクレル、セシウムが200ベクレル。

宮城県は震災の被害で計測不能。
(共同)