同じ東京電力でも福島第一原発と福島第二原発で対応が違って、結果があれだけ違うとは
福島第二原発では外部電源を確保していたのが大きいかも知れないが、復旧に当たっては
迅速な対応をしている


福島第二原発は4基全部が運転中で、津波で3号機以外が海水ポンプが津波で稼動不能
になる

福島第二原発では直ぐに水を被った海水ポンプのモーターの交換を東芝(1号機分)と
日立(2・4号機分)に依頼

日立の方は主要工場が被災して対応できない事を知ると、東芝に2・4号機分の手配も仕様
を提示の上依頼

東芝は、四日市工場で2・4号機の仕様に合うモーターも含めて手配をして、小牧空港に陸送
小牧空港からは自衛隊が空輸
※:自衛隊による輸送は東京電力が政府に依頼したもの

モーターの発送と別に、東京電力に依頼を受けたメーカーは技術者やモーター交換を担当する
作業者を手配して福島第二原発に派遣

1号機から順番にモーターを交換してポンプを無事復旧し、その後全プラントを冷温停止とする