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米、グアムに無人偵察機…北朝鮮・中国など監視
読売新聞 9月27日(月)3時19分配信【ワシントン=小川聡】

米太平洋空軍は今月、最新鋭の高高度無人偵察機「グローバルホーク」1機を米領グアムに配備した。

海洋活動を活発化させる中国や、北朝鮮のミサイル発射などの軍事活動を偵察・監視するのが主な狙いとみられる。
今後、2機を追加配備し、来年早々から3機体制で実際の運用を始める予定だ。

米空軍などによると、同無人機はこれまでイラクやアフガニスタンなどの危険地帯で活用された。
米本土外での本格配備はグアムが2例目で、米政府が西太平洋地域の安全保障を極めて重視していることを示すといえそうだ。

グローバルホークは、高度約2万メートルを飛行。乗員交代が不要なため、32時間以上の滞空が可能だ。
上空からの高精度の写真撮影や通信傍受などが可能なほか、レーダーを積み込めばミサイル発射の探知にも使える。
米軍は詳細な運用計画を公表していないが、専門家らによると、朝鮮半島周辺や東シナ海、南シナ海などでの情報収集が主任務になるとみられている。
最終更新:9月27日(月)3時19分