大気破壊 3
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2010/12/08(水) 17:59:21「あかつき」軌道投入失敗 6年後に再挑戦
2010年12月8日 14時44分
金星の軌道に入るためエンジンを逆噴射したものの、地球との通信トラブルが起きていた探査機「あかつき」について、宇宙航空研究開発機構は8日、
飛行データを解析したところ金星を周回する軌道に入っていないことを確認したと発表した。
あかつきは太陽を回る軌道に乗っており、宇宙機構は6年後に金星に再び接近する際に軌道投入に再挑戦したいとしている。
宇宙機構は小野田淳次郎・宇宙科学研究所長をトップとする調査対策チームを設置。
今回の失敗の原因究明にあたる。
日本は1998年に打ち上げた火星探査機「のぞみ」でも周回軌道への投入を断念しており、2回連続の失敗となった。
宇宙機構によると軌道投入には逆噴射が12分間必要だったが、開始2〜3分後に何らかの原因で、異常を検知したとき自動的に切り替わる「セーフホールドモード(退避姿勢)」に入り、噴射が止まったという。
燃料は7〜8割残っていたが、すべてを使って再噴射しても周回軌道には戻れないことが判明。
8日午前3時ごろ、今回の軌道投入を断念した。
あかつきは2016年12月から17年1月にかけ、2度にわたり金星に再接近する。
機体の状態は良いことから、宇宙機構は「バッテリーを温存するなどすれば再投入は十分可能」と説明。
科学観測もできる可能性があるとしている。
プロジェクトマネジャーの中村正人・宇宙機構教授は「国民の期待に沿えず、大変残念。重力のある惑星に探査機を周回させることの難しさを痛感した」と話した。
あかつきの開発費はロケット打ち上げ費を含め250億円。
(中日新聞)
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