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米韓、軍事演習強行へ 北朝鮮砲撃、両大統領が合意
2010年11月24日【ワシントン=岩田仲弘】

オバマ米大統領は23日、韓国の李明博(イミョンバク)大統領と電話で会談し、
北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)への砲撃を強く非難するとともに、
2国間の緊密な関係を維持し、強固な米韓同盟と地域の平和と安全を確固としたものにするため、近く米韓両国軍による合同軍事演習を行うことで合意した。

軍事演習の強化を表明したことにより、北朝鮮がさらに反発するのは必至だ。

オバマ大統領は李大統領に「米国は同盟国韓国と協力し、完全な防衛義務を果たし続ける」と強調。
その上で「北朝鮮は挑発行為をやめなければならない。さもなければさらに孤立するだけだ」と、北朝鮮に朝鮮戦争の休戦協定を順守するよう求めた。

オバマ大統領はこれに先立ち、ABCテレビとのインタビューで、北朝鮮の行動は「深刻かつ現在進行中の脅威」であることを周辺諸国が認識するよう求めた。
特に中国に対し「北朝鮮には毅然(きぜん)とした態度で、守るべき国際ルールがあることを悟らせてほしい」と求めた。
軍事行動の可能性については言及を避けた。

バートン大統領副報道官は同日、記者団に大統領が北朝鮮の砲撃について「激怒している」と説明した。