>>525
温泉の発熱は火山性のものとか化学反応によるものとか色々だけど、基本的に地下水が地下深くにあれば温泉が出る
>日本の地殻浅部で、付近に火山など熱異常の原因となるものがない場所では、地温勾配は0.03℃/m前後
だから1kmも掘ってそこに地下水があれば温泉が+30℃のお湯が出る事になる。

東京の場合は人口が多いから温泉の需要も多いから無理してでも掘るので、温泉が出る事になる。昔は海底だったから海水が地下水としてでる事が多い。

ただし+30℃なんて温度では発電出来ないので 200℃程度は欲しい。
どこでも10kmも掘ればこの温度になるが、もっと浅い位置に高温がある場所があればコスト安く発電出来ることになる。 
という事で昔からある温泉は浅い位置が高温なので深く掘ればもっと高温という事になる。
そこに地下水が無くても上から水を入れて蒸気にして出せばいい。
そして、発電を続けていると温度が下がってくるので、井戸をもっと深く掘ってゆくことになる。
掘っては高圧で注水して岩盤を砕き、岩の隙間に水を通して蒸気にしてくみ上げるというのを繰り返す。

そうするとその上の温泉は温度が下がったり湯量が減る事に当然なる。 
下の岩を砕いて水漏れさせた上で冷やしてるのだから当然。

また、冷えては深く掘るを繰り返すと冷えた分地盤沈下する事になる。
左右には動けないので線熱膨張係数の3倍沈下する。
東京なんかでは地下水を汲み上げたために何mも地盤沈下して海抜ゼロメートル地域を作ったがそれと同じ。
海岸近くで1mも沈むと色々危険な事になる。
海岸近くでなくとも上に家が建っていれば斜めになったり不満が出る。
だから人が居ない所でやらなければならない。