>>177
地表と、地下何キロを比較するのが間違ってない?

簡単に例えを上げると、フライパンを加熱して、
中心部分に水滴を垂らすと一瞬で蒸発するけど、
取っ手の部分まで熱が伝わってくるのには、かなりの時間がかかる。

また中心部分に水滴を垂らし続けても、量が少なければ一瞬で蒸発し続けるけど、
取っ手の部分なら、すぐに冷えてしまう。
つまりマグマに近ければ近いほど、持続して取り出せるエネルギー量は増加する。


あとマグマの対流については、下の図が分かりやすいけど、
地下4kmぐらいに存在しているマグマだまりから熱を取るのであれば、
そのマグマだまり内の対流は、短期的に上がる可能性は確かにあると思う。

しかし熱が奪われることによって、
火道内を上昇していくマグマは減るので、噴火は減ると思う。

マグマ溜まりの進化、現在のマグマ溜まりのモデル
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/db099/vr/sij/pic/064.html
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/db099/vr/sij/pic/042.html

あと流動性があるマントルは、下の画像によると、地下60〜100km以下なので、
マントルの対流が減る心配は要らないと思う。

マントルの構造
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Earth_cross_section_%28Japanese%29.svg