(某地方だけど)元電力会社にいたものとしては、やっぱり給与・人事体系に問題があると思う。
東電も地方電力も同様高卒と大卒・院卒の垣根が低すぎるようだ。能力にかかわる査定では
大卒有利だけど、業績の部分は基本的に同じ土俵で点数をつけている。わけわからん
出しゃばりなクソ親父どもがのさばって、若手として入ってきた大卒は本来求められてい
た能力が育たない。腐るか世渡り上手な能力に長けるだけ。で、今回のような混乱が起きた。
けだしゴマすりが上手な人間が優遇されて、いずれそういう人間が査定をつける立場になるんだけ
ど。その繰り返しなんだろう。総合職(=大卒・院卒)・一般職(高卒・短卒)の区別
を明確にして、それぞれにそれぞれの役割を全うさせるような人事体系にしないとダメだと思う。
ちなみに、電力高卒の給与は平均と比較すると破格に高いけど、大卒・院卒に限れば
こう言っては批判を受けるかもしれないけど、出身校を母集団とすると、べら
ぼうに貰っているわけではなく、むしろ安いぐらいなんじゃないか?大卒・院卒に求めら
れているスキルを明確にして、それが実現できるようなキャリアパスを明確に提示すること
や、その能力を適切に評価して伸ばすことをしないとこの業界に未来はないと思う。
めだたないことかもしれないけど一般職(高卒)には現場作業や大量定型業務を
たしかに行う訓練を徹底的におこなってそれを本分とすること。で、それに見合
った労働の対価をそれぞれに払えば良いではないか。これだけで総人件費の2〜3割カットは可能。