>>936
ドーナツ現象は、東京など大都市に人口が集中した結果、人があふれたり、商工業が
発達した結果、居住地として適さなくなり、住まいが郊外へ移動する現象だ。
東京のと、その周辺地域の人口が地方に分散すれば、昔のように東京に家を構え、
東京で仕事をするというスタイルに戻るからドーナツ現象は自然に消滅していく。

東京の人口が減り、地方人口が増えれば、全国に中小都市が分散して生じる。
いわゆるコンパクトシティというもので、産住が近接し、通勤距離が短縮する。
無駄な通勤輸送が減り、電車や自動車の速度をむやみに上げなくても短時間で
通勤が可能になり、エネルギー消費が減り、苦痛が解消される。
交通渋滞が解消し、満員電車もなくなる。

現在の地方は人口の減少により財政が苦しいだけでなく、俺の住んでいた部落のように
限界集落になりつつあるところさえある。地方としても都心から人が帰ってきて欲しいと
思っているわけだ。