風車の近くで観測される超低周波音・低周波音は、一般に人体に影響がある
と考えられているレベルよりも遙かに低いレベルの音圧でしか観測されて
いない。

参照値にしろ感覚閾値にしろ、何らかの判断基準になる数値よりも数10dB
低い音圧で、個人差を考慮しても問題になるレベルではないし,特定の
周波数成分が突出していると言うこともない。しかもそれは背景の低周波音
と区別しがたいレベルでしかなかったりする。東伊豆でも風車の低周波音で
飼い犬が血を吐いて死んだと主張している活動家(この人は住民ではない)
がいるが,実際に観測されるのは60〜70dBGでしかない。

それでも人体に影響があるというなら、風車がなくとも風が吹いただけで
超低周波音、低周波音のレベルが大幅に上昇して100dBGを超えることは
珍しくないのだから、風車が建つ前から健康被害を受けてもおかしくないが、
そのようなことは報告されていない。

前スレや他スレでも議論があったが、風車の低周波音問題とは、聞き慣れない
音に対する不安感や事業者への不信感などが入り交じったノシーボ効果で
増幅された「可聴音の騒音問題」ということにつきる。

「低周波音が【うるさくて】眠れない」といった苦情がでるのは
その証拠だろ。