数百人が死亡=キルギス民族衝突―赤十字国際委
6月16日6時14分配信 時事通信【ジュネーブ時事】

赤十字国際委員会(ICRC)は15日、
キルギス南部での民族衝突について、正確な死者数はまだ分からないとしながらも「数百人が死亡した」と明らかにした。
遺体の埋葬などがどの程度まで行われたかは不明で、「一部は放置された状態にある」としている。
ICRCの専門家は「(キルギス南部の)オシの状況は過去24時間でやや落ち着いたが、依然としてかなり緊迫しており、非常に不安定な情勢だ」と述べ、現地での支援活動が困難になっていると指摘した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、推定で20万人が国内で避難生活を強いられているほか、約7万5000人が難民保護を求めて隣国ウズベキスタンに避難した。