エネルギー関連ニュース速報 12
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0367名無電力14001
2010/07/23(金) 03:55:48http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100715/215441/
半年前は3カ月待ち、4カ月待ちが当たり前だった太陽電池。だが、供給不足は、わずか半年で
“今や昔”の状況だ。国内の住宅向け市場は落ち着きを取り戻し、太陽電池パネルはだぶつき始めている。
昨年1月、住宅向けの補助金が4年ぶりに復活。さらに、太陽電池で発電した電力を買い取って
もらえる「固定価格買い取り制度」の導入が決まったことで、国内販売は一気にヒートアップした。
金融危機以降、海外市場は冷え込んでいたものの、国内市場の販売量が急増したことで供給が
追いつかない状態が続いた。
ところが、今ではシャープや京セラなど大手メーカーの太陽電池パネルですら、ほぼ即納の状況。
太陽電池を据えつけるための架台が受注生産のため、納品には10日から2週間かかるが、
供給不安はなくなった。
昨年は、中国製など安価な海外メーカーのパネルが住宅向け市場にも流れ込むという予測があった。
だが、今でも住宅向けは国内メーカー品がほとんど。海外製は、住宅向けよりも価格に厳しい
企業向けにとどまっている。
既に、昨年に新規参入した販売・施工業者の撤退も始まっているという。ウェブで見積もり
仲介事業を展開している「太陽光発電システム見積工場」の菱田剛志代表は、こう説明する。
「昨年だけで販売・施工業者は約4倍に増えた印象だ。だが、販売量自体は補助金交付前の2.5倍程度。
売れない、売っても儲からないと苦しむ業者は多い」。
補助金の申請件数は、市場の縮小を感じさせるものではない。ではなぜ、業界の状況は
バブルの失速を感じさせるのか。それは、販売量が業界内での目算を下回っているからのようだ。
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