あらためて中止方針説明 八ツ場ダムで前原国交相 '10/6/21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201006210070.html

 前原誠司国土交通相は20日、群馬県高崎市で開かれた民主党衆院議員の会合で
あいさつし、八ツ場ダム(同県長野原町)について、「治水、利水のあり方を変え
るひとつの大きなきっかけ。八ツ場が憎くて中止にしたわけではない」と述べ、
あらためて中止方針を説明した。

 前原氏は「内需拡大のため公共事業を使うんだというやり方をして、莫大な借金
ができた。消費税率の見直しをしなければいけない財政状況に追い込んだのは自民
党政治だ」と指摘。八ツ場ダムは「予断なき検証をして、本当に必要なのかどうか、
評価軸を定める作業をしている」と話した。

 「地元のみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいだが、変えていかなければ
日本の財政や社会は持続可能ではない」と釈明した。