中国電力は22日、広島県大崎上島町の大崎火力発電所を2011年12月に休止することを明らかにした。
稼働率の低迷に加え、12年に大規模なボイラーの修繕が必要となったのが要因。
大崎発電所は00年11月に稼働。
石炭の燃焼時に生じる硫黄酸化物を取り除く特殊な燃焼法を活用していたため、配管に損傷が多発。
当初70%程度の稼働率を目指していたが、ピーク時でも63%で、最近は40%台が続いていた。