風力・波力ハイブリッド発電の可能性は デンマークのベンチャー企業に聞く
http://eco.nikkei.co.jp/special/ecopro/article.aspx?id=MMECf2000025012010

――風力と波力発電のハイブリッド方式を目指しているのですね。どんな仕組みなのですか。
 「プラットフォームは、上からみると、ほぼ三角形の骨組みからなり、風車をつけたタワーを
1〜3基積載できる。波力発電は三角形の底辺部分にとりつけた可動式のフロート(浮き)が
波を受けて、そのエネルギーを吸収することで行う」
 「波によってフロートが上下すると、そのピストン運動により、フロートから出る強い水流が
作り出される。この水流をパイプでタービン(羽根車)に導き、発電する仕組みだ。
可動フロートの下面が独特の曲線形状をもつが、これが技術の要だ。形状を工夫することで、
波のエネルギーの約75%をフロートの運動エネルギーに変えることができる」

実証プラントは、11キロワットの発電能力の風力発電機を3基積み、
波力発電で140キロワットの能力を持つ」