【マイクロ/揚水】水力発電スレ2【波力/潮力】
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0001名無電力14001
2009/12/07(月) 15:15:27ダム、調整池、水利権、海流などについての、情報交換や議論するためのスレです。
水力に関係ない話は荒れますので、別のスレでお願いします。
○前スレ
【水力発電】水力発電徹底推進!【未来を築く】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/1151668839/
○関連リンク
水力発電
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB
揚水発電
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8F%9A%E6%B0%B4%E7%99%BA%E9%9B%BB
波力発電
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A2%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB
潮力発電
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%AE%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB
多目的ダム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%83%80%E3%83%A0
再生可能エネルギー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E7%94%9F%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC
固定価格買い取り制度(FIT)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E8%B2%B7%E3%81%84%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%88%B6%E5%BA%A6
0002名無電力14001
2009/12/07(月) 15:15:39資源エネルギー庁
http://www.enecho.meti.go.jp/hydraulic/
水力ドットコム
http://www.suiryoku.com/
電気事業連合会
http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/water/
小水力発電ニュース
http://j-water.jp/
水力発電所データベースシステム
http://www.jepoc.or.jp/cgi-bin/hydropp/index.cgi
水力発電に関する研究会−中間報告−
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0002035/g80725aj.html
超長期的に見た水力の経済特性
http://homepage2.nifty.com/w-hydroplus/hydroeconomy.htm
0003名無電力14001
2009/12/07(月) 15:24:3000041
2009/12/07(月) 16:26:410005名無電力14001
2009/12/07(月) 21:48:20水力発電スレの次スレであって、重複スレではない。
また波力/潮力などの海洋エネルギースレを求める意見も多かったので、
今回それも含めることになった。
00061
2009/12/07(月) 21:55:300007名無電力14001
2009/12/07(月) 22:18:13下のとか見ると、風力発電機のブレードと形状が似てる。
潮力発電機は、回転翼の直径15m〜20mで1.2MWの出力だけど、
風力発電は、回転翼の直径60mで1MW。
世界最大の潮力発電
http://freethink.way-nifty.com/action/2007/06/post_22d6.html
大中規模水力発電は、水流変化で効率が落ちないように、フランシス水車が多いらしいけど、
潮力や海流や黒潮は、水流変化をあまり気にしなくていいし、水の流れを一箇所に集められないから、
広い面積を取れて効率を上げられる、風力発電と似た形状になるってことなのかな。
0008名無電力14001
2009/12/07(月) 22:37:57ブレードにかかる力を一定にできて、より大きな出力にしやすいんじゃないだろうか?
(船や、鯨や、魚があったりしないように、周りに柵や網は必要だろうけど。)
(風と海流のエネルギー密度は850倍違う。黒潮の速度は13km/h。)
台湾の黒潮発電は 5.8円/kWh なので、より大型にすれば、かなり低コストに発電できそうな予感。
部品も風力発電の部品を流用できれば、研究開発費も抑えられるんじゃないだろうか?
問題は、黒潮は毎年ルートが変わるので、できるだけ変わらない位置で、
しかも陸地まで送電線を引けるポイントを探すことかな?
大型化で2〜3円/kWhまでコストが下がれば、
多少ルートから外れるところでも十分採算は取れそうではあるけど。
世界初!夢のクリーンエネルギー・黒潮発電が実用化へ―台湾
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=10270
メガワット級海流発電システムの実用化 に関するフィージビリティスタディ
http://www.enaa.or.jp/pub/reports/2008/sys20f15.pdf
0009名無電力14001
2009/12/07(月) 22:45:04http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120090625baag.html
エンジニアリング振興協会(東京都港区、増田信行会長、03・3502・4441)は、
定格出力2メガワットの海流発電システムを開発する。海流発電機では世界最大級という。
2009年度は海上での係留方法などを開発し、11年度以降に実証試験を行い、実用化を目指す。
エンジニアリング振興協会は開発に当たって、産学で構成する検討委員会
(山口一委員長=東大教授)を設置。本体比50分の1の模型を使った室内実験では、
20秒間で400ワットの出力を確認した。実用化ではタービン直径が33メートル、
発電機全体の高さは約50メートルにする。製造、設置コストも10億円以下に抑える計画。
海流発電のカギを握るタービンは、ループウイング(東京都千代田区)が風力発電用に開発した
ループ型タービンを応用する。軸に当たる波の力をループ型の羽根の先端に集める機構で、
プロペラ型に比べて軽量化や大型化が可能だ。
耐用年数が書かれてないけど、20年と想定して計算してみた。
メンテ費用は入れてないから、数割アップの可能性有り。
設置コスト=2MWで10億円=50万円/kW
発電コスト=10億円÷35040万kWh=2.85円/kWh
安い・・・。
0010名無電力14001
2009/12/07(月) 22:56:06これの詳しい資料があった。
メガワット級海流発電システムについて
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/kikaku/renewables/pdf/091023-7wave.pdf
耐用年数: 20年と仮定
製造設置コスト: 10億円÷(760万kWh×20年)=6.58円/kWh
00111
2009/12/08(火) 00:09:530012名無電力14001
2009/12/08(火) 00:39:48> 海流発電機としては世界最大級である、定格出力2メガワット(MW)(流速2.5m/s時)
> また、2MWのシステムによる予想年間発電量は約 7,600,000kWh/年
速2.5m/s時 = 9km/h だから、黒潮の平均的な速度より遅い想定にしてる。
で、海流の速度は安定しているのにもかかわらず、
なぜ設備利用率が43.38%で計算してあるのかが謎だ。
設備利用率100%なら 1752万kWh/年 になる。
(実際にはメンテがいるので最大95%ぐらいだろうけど)
もし海流の速度を 13km/h で計算すれば、
資料によると海流の速度と発電量は比例するらしいので、
2.9MWの出力になり、設備利用率100%で 2531万kWh/年 になる。
現実的なとこで設備利用率80%、寿命20年でコストを計算してみる。
製造設置コスト: 10億円 ÷ ( 2531万kWh × 80% × 寿命20年 ) = 2.47円/kWh
00131
2009/12/08(火) 00:46:1000141
2009/12/08(火) 00:47:0900151
2009/12/08(火) 00:48:06/ ./ヽ
|農||
|協||
|牛||_
/|乳||/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
0016名無電力14001
2009/12/08(火) 04:15:46黒潮
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E6%BD%AE
日本近海日別海流
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/kaikyo/daily/current_jp.html
黒潮までの距離
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/kaikyo/kuroshio/krodist.html
黒潮の幅: 日本近海では100km程度
都井岬から黒潮までの距離: 75〜125km
足摺岬から黒潮までの距離: 25〜75km
室戸岬から黒潮までの距離: 10〜70km
潮岬から黒潮までの距離: 20〜80km
野島崎から黒潮までの距離: 20〜300km
足摺岬、室戸岬、潮岬が黒潮の位置が安定してるので良さそう。
潮岬であれば、大阪、名古屋などの都市圏への送電にも向いてる。
潮岬から20〜40km地点が一番黒潮が流れることが多いので、
そこに20km×20kmの面積で>>10を設置するとする。
0017名無電力14001
2009/12/08(火) 05:09:36と思ったけど、>>10のアンカーを沈めてやるタイプだと、
海深200mまでしか対応できないかもだから、潮岬沖は一気に海底が深くなってて無理そう。
トカラ海峡だと海底もそこまで深くなさそうだけど、
大都市圏まで、最低鹿児島までの送電線のコストがかかりそう。
海底地形図
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN5/kaisyo/2006/ryukyo15b.gif
http://www.aist.go.jp/GSJ/~kiyo/new_1km/map_color_st2/japan1km.nan.jpg
ひとまずトカラ海峡の海深200m以内で20km×20kmの面積が確保できるとして、試算してみる。
アンカーと本体を接続するケーブルが絡まったり、本体同士がぶつかったりしないように、
200m置きに設置するとする。すると、100×100=10000基設置できるので、
出力は2000万kW=20000MWとなり、年間発電量は760〜1400億kWhとなる。
種子島と鹿児島の最短距離は45kmだけど、
その海底送電線にかかるコストは、下の事例から多めに単純計算しても2000億円。
海流発電機10000基のコストは10兆円なので、総事業費の2%未満。
海底送電線
http://www.abb.com/cawp/seitp202/77d96eebf06d6b82482571a10020f393.aspx
http://www.abb.com/cawp/seitp202/8108f7fbb6618452482574c90014e732.aspx
http://www.abb.com/cawp/seitp202/9dc16ac26ca70cf8482572f8002a6891.aspx
> 地下・海底送電線を5400万ドル(約67億円)で受注
> 同送電線は600メガワットの送電容量
> 総延長58キロメートルのうち32キロメートルが海底、残りが地下
0018名無電力14001
2009/12/08(火) 05:24:33さらにポテンシャルを増やすには、
もっと深い海底のところにも設置できるようにすることだけど、
フロート式洋上風力発電も海深300mぐらいまでらしいので、厳しいか?
しかし無料の海図がないのは、こういうときに困る。
ひとまず海図を独占販売して、天下りしてる日本水路協会の廃止よろしく>民主党
民主党:天下りに関する予備的調査:国土交通省
http://www.dpj.or.jp/special/yobicyousa_h20/pdf/03/117_01.pdf
0019名無電力14001
2009/12/08(火) 05:42:18そういう大型船でも深さ30m程度なので、
>>8,10のように100mに沈めれば問題なし。
0020名無電力14001
2009/12/08(火) 09:56:5500211
2009/12/08(火) 10:17:500023名無電力14001
2009/12/08(火) 19:36:19下北半島大間崎沖の弁天島周辺における流況精査
http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/contents/Bulletin/Vol08_No2/saito_8_2.pdf
> なかでも津軽海峡を流れる 津軽暖流は、0.5~1.5m/s、
> 最大で3.6m/sに達する速い流れが海岸近くを流れるという特徴を持っている。
1.5m/s = 5.4km/h
3.6m/s = 12.96km/h
海図第W10号 津軽海峡の一部分
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/kaizu/kaigan_l.jpg
海深は深いところでも240m程度なので、
海流が速いところだけを選んでも10km×40kmは設置可能。
よって面積や発電量は>>17と同程度可能と思われる。
0024名無電力14001
2009/12/08(火) 19:39:02これの上の資料は、陸地に近いところで試算してあるけど、
>>8-10+海底送電線を使えば、津軽海峡中心の海流が速いところで発電できるので、
一気に採算性もポテンシャルも上がる。
00251
2009/12/08(火) 19:39:4900261
2009/12/08(火) 19:41:1800271
2009/12/11(金) 12:28:230028名無電力14001
2009/12/11(金) 13:25:27コストってどれくらいか調べてみた。
海水揚水発電技術実証試験 プロジェクト評価(事後)報告書
http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g50121d132j.pdf
海水揚水発電
http://yamada-shuzo.blog.drecom.jp/archive/55
> Jパワーでは、発電能力70万〜80万kWに及ぶ大型の海水揚水発電所の建設を検討しており、
> 投資コストは1kW当たり700ドル程度を見込み
1日に1サイクルする、平均耐用年数40年、容量は平均出力90%で8時間と仮定して、
1サイクルkWhコストを計算してみた。
建設コスト: 70万〜80万kW × 7万円/kW = 約525億円
容量: 70万〜80万kW × 平均出力90% × 8時間 = 約540万kWh
容量コスト: 525億円 ÷ 540万kWh = 9722万円/kWh
1サイクルコスト: 525億円 ÷ ( 540万kWh × 40年 × 365日 ) = 0.67円/kWh
これに修繕費、人件費がかかるので、最大3倍程度まで上がる可能性あり。
00291
2009/12/11(金) 14:37:080030名無電力14001
2009/12/11(金) 15:10:28海水揚水発電はググっても情報がほとんど見つからないので、詳しくは無理っぽい。
日本にはあまり適地がないらしい。
海水揚水発電が来年3月稼働
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-92356-storytopic-86.html
建設コスト: 300億円
出力: 3万kW
容量: 3万kW × 平均出力90% × 8時間 = 21.6万kWh
容量コスト: 300億円 ÷ 21.6万kWh = 13万8888円/kWh
1サイクルコスト: 300億円 ÷ ( 21.6万kWh × 40年 × 365日 ) = 9.5円/kWh
うーん、この価格差はいったい・・・。
中間マージンや天下りで数倍に膨らんでるとしても高い。
00311
2009/12/11(金) 16:21:4100321
2009/12/11(金) 16:22:580033名無電力14001
2009/12/11(金) 19:29:39イロイロと大変そうだよな。
00341
2009/12/11(金) 19:32:160035名無電力14001
2009/12/11(金) 23:34:10何年前の記事だよ。
ほれ。
ttp://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/kouhou/taikenki/vol.18/index.html
上池
ttp://www.tabinchu.net/spot/img/spot/202215/202215_main.jpg
ttp://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/kouhou/taikenki/vol.18/img/pic23.gif
00381
2009/12/12(土) 00:33:5800391
2009/12/12(土) 00:35:250040名無電力14001
2009/12/12(土) 23:59:44石油火力は 25万円/kW
石炭火力は 26万円/kW
LNG火力は 17万円/kW
原子力は 28万円/kW
とのことはわかったのですが・・・
どなたかご存知の方がいましたらお教え下さい。
よろしくお願いいたします。
00411
2009/12/13(日) 00:16:090042名無電力14001
2009/12/13(日) 01:30:26総合エネルギー調査会電気事業分科会コスト等検討小委員会報告書によると、
73.2万円/kW らしいです。ただし割高な揚水も含めたコストです。
また寿命57年と他の発電よりも長いので、発電量換算すると他の発電より安くなることが多いです。
他国の資料なんかを見ると、大規模水力か風力が一番安いことが多いです。
>>2のテンプレの下2つを読むといろいろデータがあります。
00431
2009/12/13(日) 12:26:4500441
2009/12/13(日) 12:42:40004540
2009/12/13(日) 16:54:59どうもありがとうございます!
非常に参考になりました。
00461
2009/12/13(日) 17:31:220047名無電力14001
2009/12/15(火) 18:05:31通報するよ?
00481
2009/12/15(火) 18:16:24/ .\
../ ヽ. \
(./ ヽ. )
/ l" ビクッ
ノ l
l > < ..|
| 一 | ブルブル
ヽ..,,_ _,/
(;, i i冖I冖i '",.iヽ
'''く__|_ ,!___l.,_|.
00491
2009/12/20(日) 00:48:540050名無電力14001
2009/12/20(日) 15:11:0200511
2009/12/20(日) 16:42:110052名無電力14001
2009/12/20(日) 20:55:07応答がワンパターンだし。
スレの消費が速くなるから、ちょっと迷惑。
ageたいだけなのなら、ニュースとか資料とか製品とか探してネタを振ればいいのにね。
00531
2009/12/20(日) 20:59:580054名無電力14001
2009/12/24(木) 04:33:32ただし流速はゆっくりしてるから発電機には低速大トルクの多極電動機が
向いている。
0055名無電力14001
2009/12/28(月) 01:51:27風力は10MW以上のクラスが滅多にないから
送配電損失が半端じゃない。10kmで0,8Ωで抵抗損が莫大。
0056名無電力14001
2010/01/04(月) 06:01:10http://sankei.jp.msn.com/science/science/100104/scn1001040017000-n1.htm
【大学発ベンチャー】神戸大学→ジャイロダイナミクス
http://www.business-i.jp/news/venture-page/news/200911050001a.nwc
波力発電「実用化にめど」 すさみでの08年度実験終了
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=165013
ジャイロを利用した高効率波力発電装置
http://jstshingi.jp/bunya/pdf/072807.pdf
消波ブロックに設置: 1600MW
設備コスト: 25万円/kW
市場規模: 400億円/年
↓以下、資料から計算してみた。
波浪エネルギー密度: 9〜11.5kW/m(日本の高いところ)
このエネルギー密度がある海岸線の長さ: 1570km
ポテンシャル: 1413〜1806万kW
年間発電量: 990〜1266億kWh(稼働率80%想定)
耐用年数: 15年と想定
設備コスト: 25万円/kW × 1413万kW = 3兆5325億円
発電量コスト: 2.4円/kWh + メンテ維持費
0057名無電力14001
2010/01/04(月) 06:07:100058名無電力14001
2010/01/04(月) 07:36:54http://www3.nhk.or.jp/news/k10014761061000.html
地球温暖化対策として太陽光や風力発電などの自然エネルギーが注目されるなか、開発が遅れている、
波を利用した「波力発電」の実用化に向けた研究が、国内でも企業や大学の間で本格化しています。
神戸大学では、3年前から開発に着手し、先月、和歌山県すさみ町の沖合に試作機を設置しました。
10メートル四方の浮きには、上下する波の揺れの動きを回転運動に変える装置が載せてあり、
これで発電機を回して発電します。今月から発電を始める予定で、目標は45キロワット、
一般の家庭30から40世帯分の電気を作り出すことです。また、三井造船も出光興産などと共同で
波力発電の開発に乗り出しました。東京・昭島市の大型プールでは、発電機の10分の1の模型を
使った実験が先月から始まりました。複数の発電機をつなげたときに、発電機どうしがぶつかったり、
発電効率が落ちたりしないよう、設置方法の研究が進められています。波力発電の研究は、
各国で1970年代ころから行われていました。発電効率が低いうえ、海水による腐食など
多くの課題がありましたが、ITや新素材といった技術の進歩で、太陽光や風力などに続く
自然エネルギーとして海外でも注目が集まっています。三井造船では2年後の製品化を目指していて、
開発担当者は「海外ではすでに200社以上の企業が開発に参入するなど、市場獲得への競争が
始まっている。海に囲まれた日本には、ぜひ必要なエネルギーで実用化を急ぎたい」と話してます。
0059名無電力14001
2010/01/04(月) 13:09:50ttp://www.powerballs.com/
或いはこんなのとか
ttp://www.seiko-watch.co.jp/technology/quarts/kinetic/index.html
0060名無電力14001
2010/01/06(水) 05:57:28発電効率100%とか、凪から時化まで波浪のエネルギは100倍以上変化するのに
稼働率80%とか、頭が沸いている人の爺だからわからんままでいいと思う。
0061名無電力14001
2010/01/06(水) 07:25:12資料のエネルギー密度が波が高い日のデータなら稼働率を下げる必要があるが、
年間平均だとしたら、波浪のエネルギーの変化は計算に含まれていることになる。
100%ではなく80%にしたのは、メンテや故障のロスを考慮したから。
資料の中に発電効率の数値(平均74.3%)が出てくるので、
それは掛ける必要があるかもしれない。
45kWの発電機の発電量とコストの数値が出てくるまでは、
あくまで可能性がどれくらいあるかの目安程度に考えた方がいいでしょ。
0062名無電力14001
2010/01/06(水) 18:03:03年平均10kWの地点なら年の1/4は2kW以下で1/4は20kW以上やの。
都合の悪い数字、総合効率0.43〜0.77を無視するのもトの人らしくて中々。
平均74.3%は波浪のエネルギを電気に変換する効率でなくて
発電機の揺れのエネルギを電気に変換する効率だしな。
他にも正孤波とはとてもいえない出力の整流ロスとか色々あるけれども、
自分の持ってきた資料に「電力コストは1キロワット時当たり48円の見込み」
とあるのを無視して自分の直感を信じるあたり向こうの人なんだろうねえ。
0063名無電力14001
2010/01/06(水) 18:06:5748円/kWhという所だけに突っかかって反論したつもりになり、
稼働率80%効率74.3%は掲げ続けると予想。
0064名無電力14001
2010/01/06(水) 18:28:18エネルギー密度に11.5kW/mと書かれているけど、
それは波が持ってるエネルギーの平均をkWで示した物なのか、
それとも発電できる最大出力を示した物なのか、
それとも発電できる平均出力を示した物なのかが不明。
参考URLもリンク切れだし。
ただURLから予想すると、波が持ってるエネルギーの可能性が高そう。
だとすると、総合効率を掛ける必要がある。よって、再計算。
0065名無電力14001
2010/01/06(水) 18:33:26このエネルギー密度がある海岸線の長さ: 1570km
発電効率: 43〜77%
稼働率: 80%と想定
耐用年数: 15年と想定
ポテンシャル: 622万kW
年間発電量: 436億kWh
設備コスト: 25万円/kW × 622万kW = 1兆5550億円
発電量コスト: 2.4円/kWh + メンテ維持費
0067名無電力14001
2010/01/06(水) 18:51:54> 自分の持ってきた資料に「電力コストは1キロワット時当たり48円の見込み」
見落としてた。
なぜこんなに差が出るのかが分からないな。
PDFの資料より記事の方が新しいから、25万円/kW という数値が間違っているのか、
その数値は、瞬間的な最大出力を使って計算したものなのか。
そもそも従来の波力で 30〜40円/kWh で、それよりも効率が上がっているのに、
なぜコストは上がっているのか。
日本の再生可能エネルギーの現状(中小水力発電、波力・海洋温度差発電、バイオマス、地熱)
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/027240.html
> 現状では、波力発電の設備費は500万円/kW程度とかなり高く、発電原価を算定すると、
> 40円/kWh程度となります。しかし、すでにブイや灯台、防波灯標など小規模のもので
> 特殊な用途向けに、波力発電は実用化されています。
エネルギーシステム設計論 〜 その他の小規模分散型電源(2)と省エネルギー 〜
http://hydro.energy.kyoto-u.ac.jp/Lab/staff/shimoda/lecture2001/energy/Others2.pdf
> ノルウェイ
> - ガイドタワー式浮力ブイなどで、500~850kW級
> - 発電単価 約7円/kWh
> 日本の波力発電の現状
> - 1983年から
> - 固定式OWC-ウェルズタービン、30円/kWh
0068名無電力14001
2010/01/06(水) 19:52:07http://www.cdit.or.jp/magazine/vol1/p02.html
ノルウエーの沿岸には北極海からの高波がうち寄せ、年間平均の波エネルギーは
海岸一mあたり四十kWにも達する。ノルウエーでは、越波貯留型(三百五十kW)及び
空気流方式(五百kW)の大型発電装置が開発された。前者は北海に面した南部海岸の
岩礁地形を利用して建設され、一九八六年から試験運転が続けられている。
英語の頭文字をとってタプチャンと呼ばれている。
自然エネルギーは、その大きさが変動するのが特徴である。波は時々刻々にその高さが変化し、
また季節によってその大きさが異なる。日本海沿岸のように、夏はべたなぎが続く一方で、
冬は荒波のシーズンとなる。
こうした波の変動性は、エネルギー利用の上ではマイナス要因となる。ノルウエーで実験中の
越波貯留方式の場合には、数十分規模のエネルギー変動は平滑化できるけれども、日単位の変動を
カバーすることはむずかしい。可動物体方式や空気タービン方式では、分単位の変動の影響を
直接に受けてしまう。
もう一つの問題は、波がある限度以上に大きくなったとき、装置が破壊されないように運転を
停止しなければならないことである。風力発電とも共通する問題であり、それぞれの地点における
賦存エネルギーの全量が利用可能なわけではない。
波力発電の原価は設置地点や発電方式によって大きく異なる。ノルウエーの二つの民間会社では、
条件が良ければ五百kW級の発電施設で一kW時あたり十四円と見積もっている由である。
沿岸センターが組織した研究会の調査では、空気タービン方式の波力発電装置を離島の防波堤に
付設し、商用電力の補助電力として利用した場合で一kW時あたり二十五〜四十円の試算結果が
得られている(商用電力の二〜三割を受け持ち、二十四時間稼動の場合)。
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