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リニア中央新幹線:県とJR協議 中間駅建設費460億円 /長野
12月12日14時0分配信 毎日新聞

リニア中央新幹線の建設問題で、県とJR東海は11日、長野市内で実務者協議を行った。
JR側は国に提出する調査報告書に、沿線自治体の意見を盛り込む項目を設けると明らかにした。
また中間駅の標準的な建設費は、長野県が該当する地上駅で約460億円との試算も初めて示した。
JR側は、国土交通省の指示で提出する調査報告書の骨子について説明した。
輸送需要量と輸送力▽建設費−−などに加え、「地域との調整」の項目を設け、地元側の意見を盛り込むとした。
JRは「1県1駅」として地元負担による中間駅整備を想定。
1駅の標準的な建設費は、本線部分を除くと地上駅で約350億円、地下駅は約2200億円。
神奈川、山梨、長野、岐阜の東京−名古屋間では計約3300億円(地上3駅、地下1駅)かかるという。
JRと県で割れているルート問題への言及はなかったという。
協議後、同社の宇野護執行役員は、報告書の提出を「できるだけ早くしたい」と改めて主張。
提出までに再び県と協議するかは明言を避けた。【竹内良和】
12月12日朝刊