バイオエタノール火力で天候変動を調整するとして、
太陽光の設備容量20000万kwで、ちょっと試算してみた。

 全国晴天時 20000万kw 12億kwh/日
 平均 8833万kw 5.3億kwh/日
 全国雨 4000万kw 2.4億kwh/日

全国晴天時に太陽光発電の電力を捨てないでいいようにすると、
曇りや雨になって出力が落ちた分だけ、ミドル電源を稼働させる必要があるので、
ダム貯水調整池水力2000万kwを優先的に使うとして、火力は以下ぐらい必要になる。
ちなみに現在の火力の設備容量は14,517万kW。

 ごみMCFC、バイオ燃料、燃料電池、LNG火力 14000万kw 稼働率19% 2300億kWh

平均的天候以上の時、太陽光発電の電力を捨てて、
平均的天候の時、ミドルを動かさなくて良いようにすると、火力は以下ぐらい必要になる。

 ごみMCFC、バイオ燃料、燃料電池、LNG火力 2833万kw 稼働率?% ?億kWh

ここまで計算して、平均的天候からの変動幅(全国で平準化するとして)が
どれくらい発生するのか、データがないことに気づいた。

火力の設備容量が 14000万-2833万=11000万kW ほど減ると、
どれほどコスト削減効果があるのか計算してみた。

 11000万kW×25万円/kW=28兆円/30年=9300億円/年

平均的天候以上の時に太陽光発電の電力を捨てるコストが、
これよりも上か下かでどっちにした方がいいか決めればいいってことかな?