西部のゴミ処分地


紀南の広域ごみ最終処分場:秋津川竹薮区代表、受け入れ表明−−田辺 /和歌山
9月16日14時1分配信 毎日新聞

◇「現地調査のみ同意」
紀南環境整備公社(理事長、真砂充敏・田辺市長)が進める広域ごみ最終処分場建設計画で、建設候補地のある田辺市秋津川竹薮区の代表が15日、真砂理事長に現地調査の受け入れを表明した。
代表は「竹薮区産業廃棄物に関する対策委員会」の前平多丸会長(75)ら9人。
市役所で真砂理事長と面談し、前平会長は「現地調査のみ同意する」としたうえで
「(建設候補地は)右会津川の源流にあり、必然的に適地でないことが証明されると信じる」と話した。
秋津川地区には右会津川沿いに上流側から竹薮(60戸)、中村、下村、谷川の4区がある。
同公社が選定した建設候補地5カ所のうち2カ所が竹薮区内にあるため反対していた。
同計画は、一般廃棄物と産業廃棄物処理のため、紀南地方11市町村が02年から協議している。
建設候補地は5カ所あり、同市稲成町1カ所、串本町高富地区2カ所は、現地調査に同意している。【吉野茂毅】
9月16日朝刊