知事の西松建設問題究明求める会結成 1万人署名活動へ
7月9日(木)
http://www.shinmai.co.jp/news/20090709/KT090708ATI090003000022.htm

県労連や県高教組などでつくる「日本と信州の明日をひらく県民懇話会」(県革新懇)は8日、
村井知事の側近だった元県参事が西松建設からの現金提供をめぐって東京地検特捜部の聴取を受けた後、自殺した問題について「真相究明を求める会」を結成した=写真。
今後、県民への説明などを知事に求める署名活動に取り組むとしている。

集会で革新懇側は、村井知事が衆院議員だった2005年に、
西松建設関連の政治団体が村井氏の政治資金パーティー券(20万円)を購入していた点について、ダミー団体を使っており、西松側に政治資金規正法違反の疑いがある−と主張。
知事に20万円を西松側へ返還し、一連の問題で十分な説明を求める署名、県会に対し真相究明を求める署名を、ともに1万人を目標に行うと決めた。
今後、県内各地で集会も開いていく。

会合には、県会会派の共産党、トライアル信州所属県議も出席。
「求める会」代表に就いた革新懇の山口光昭代表世話人は「この問題がうやむやにされることはあってはならない」と述べた。