原発関連ニュース速報@環境・電力板 4
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0422名無電力14001
2009/09/26(土) 14:34:42東電元副社長の“造反”
高速炉を旗艦とするウラン原子力体系に対しては、主に左翼系の原発反対派からこれ
まで多くの批判がなされてきた。これに加え最近では、原子力の現場の現場から「ウラン
原子力は限界だ」という批判が出ている。
筆者が驚いたのは、東京電力で副社長、原子力本部長を務めた豊田正敏博士が、高速炉
開発計画の断念とトリウム原子力への移行を主張していることだ。昨年秋に著書『原子力
発電の歴史と展望』を出版した豊田氏を訪問し話を聞くと「遺言のつもりで発言した」と
のことだった。主張している人が人だけに、重いものがある。
高速炉開発路線に関して、政府の原子力委員会と電力業界の温度はかなり違っているよ
うだ。税金で食べている原子力委員会がウラン・プルトニウム核燃料サイクルの夢(もし
くは惰性、もしくは利権)に固執しているのに対し、損益の中で生きる電力業界が「コス
ト的に合わないので損切りするべきだ」と考え始めた。豊田博士の主張はその流れの中に
ある。
オバマ政権のシフト
海外に目を転じると、オバマ政権はウラン・プルトニウム核燃料サイクル技術の開発を
目指した「国際原子力エネルギーパートナーシップ(GNEP)」を縮小し始めた。
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