玄海原発:プルサーマルの足音/6 地元了解 /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090924ddlk41040225000c.html

 ◇失われた民意反映の場

 「いいかげんな政策の下で、なぜ今プルサーマルをやる必要があるのか」。8月11日、
玄海町であった経産省に対する市民団体の公開質問会。怒号の中で同省の担当者が退席し、
議論は最後までかみ合わなかった。

 質問に立った佐賀市の大学講師、武富泰毅さん(43)は過程が見えない国の原子力政策
に納得がいかない。「子孫にまで影響する話。いつの間にか決まっていた、では済まない」

 ◆ ◆ ◆

 国策である原子力政策に、地方の首長が反旗を翻したことがある。