三菱商事・荏原・日揮、水事業会社を共同経営　新興国で事業拡大


三菱商事、荏原、日揮は23日、水処理事業を共同で展開すると発表した。
荏原は上下水道の敷設・運営を手掛ける100％子会社、
荏原エンジニアリングサービス（東京・大田）の株式を３月31日付で三菱商事と日揮に33.3％ずつ譲渡する予定。
譲渡後の３社の株式は同数となる。譲渡額は公表していない。荏原は株式譲渡に伴い、約36億円の連結特別利益を見込む。
共同経営体制が始まる４月以降、荏原エンジの社名変更を検討する。
役員は３社から２人ずつ送る予定。荏原の水処理技術と日揮のプラント設計技術、三菱商事が持つ有力企業とのネットワークを活用、
新興国での水インフラ整備などで事業拡大を狙う。
荏原エンジの2009年３月期の売上高は744億円。共同会社の具体的な経営目標は明らかにしていないが、
「これを上回る規模を目指したい」（三菱商事）としている。




荏原＞＞＞ヘルス　　　？