中小型風力発電について語ろう!
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0021名無電力14001
2009/05/05(火) 15:19:42http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1241042211/
九州大応用力学研究所の大屋裕二教授(風工学)が、風車の周囲に特殊なカバーを付けることで、
風車の大きさが同じでも発電能力が2−5倍になる小型の風力発電機を開発した。
中国の砂漠化防止プロジェクトで活用されたり、福岡市が導入を予定するなど注目を集めている。
大屋教授によると、帽子のつばの様な形をしたカバーが風の流れを乱し、渦を発生させて風車の後方の
気圧を下げることで、より強い風が風車に流れ込むようになる。風を集めて発電効率を高めるため「風レンズ風車」と名付けた。
建物や橋などに余計な負荷を与える渦をいかに抑えるかを研究してきたが、
今までにない風車を作ろうとした結果、厄介者の渦をあえて利用する方法を思い付いた。
風車の羽根1枚の長さが約1メートルと小型のものでも、平均風速が4−5メートルあれば
一般家庭の年間使用電力量をまかなえるといい、大屋教授は「風が強くなかったり、スペースがない場所でも使用でき、
風力発電普及の可能性が広がる」と話す。大型の風車への応用も検討しているという。
小型で運搬に便利な点に注目した中国の清華大は2006年から、交通網が未整備な中国西北部の砂漠地帯の
かんがいに利用。6基の風車で発電して地下水をくみ上げ、緑を育てている。福岡市も09年度に2基を市の
施設に設置する予定で「将来的には分散型の電源として離島でも活用したい」と期待をかける。
【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009043001000077.html
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