武田氏を批判した記事が、『週刊文春』の先週号(2月12日号)に出ている。
この記事は、「ペットボトルはリサイクルのために回収するのを止めて、
焼却するほうが環境にやさしい」などとする武田氏の主張に、根拠を示して反論している。

たとえば、上記ペットボトルの件は、武田氏は「1キロの新品ペットボトルを作るためには
容量の2倍の石油を使えば済むが、卵シートなどにリサイクルする場合、3.5倍もの量がいる」
と主張するが、財団法人政策科学研究所の
「平成16年度容器包装ライフ・サイクル・アセスメントに係る事業調査報告書」によると
リサイクルした方が環境にやさしく資源を節約できるし、
国立環境研究所の森口祐一氏によると、
「確かに新品のペットボトルを作るのに石油は2倍必要だが、卵シートや繊維などに
リサイクルするには、ペットボトルの容量の5分の1程度しかかからない」とのことだ。