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2010/02/10(水) 20:32:16揺らぐダム:路木ダム本体工事、落札は清水建設などのJV /熊本
2月9日16時1分配信 毎日新聞
◇技術面など総合評価で決定
県は8日、天草市河浦町で計画している県営路木ダムの本体工事の落札者を決定した。
大手ゼネコンの清水建設(東京)を代表者とする共同企業体(JV)で、落札額は38億5875万円
2月県議会で契約の議決を得れば3月中に着工する予定だが、建設に反対している地元住民らが工事への公金支出差し止めなどを求める訴訟を起こしている。
県監理課によると、落札したのは清水建設と天草市の苓州建設工業、牛深建設、上天草市の舛本工業の4社による「清水・苓州・牛深・舛本建設工事共同企業体」。工期は14年3月下旬まで。
入札は一般競争入札で、1月18〜21日に電子入札システムで受け付け、7JVが参加した。清水建設らのJVより低い金額で入札したJVもあったが、県は技術面などの審査も踏まえた総合評価で落札者を決めた。県の予定価格は約44億6000万円だった。
路木ダムについては国土交通省が昨年末、国の補助を受けて各道府県が進めている58のダム事業の一つとして、夏までに示されるダム事業の新基準による検証を要請した。
県は当初「新基準を踏まえて検討」との姿勢だったが、その後「既に庁内での検証を終えている」として新基準での再検証はしない方針を決め、入札手続きに入った。
一方、地元住民らは、路木ダムの設置根拠となった82年7月の家屋浸水被害は「虚偽だ」と指摘し、「県民にうそをついての事業費支出は知事の裁量権の乱用だ」などとして訴訟を提起した。
県側は訴訟の中で「ダムが最も合理的」などと反論している。【笠井光俊】
2月9日朝刊
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